徳島市が防災エコバッグの販売を中止 デザインが「キース・ヘリング作品」に酷似の指摘相次ぎ（1/2 ページ）

「ご心配のお声」が多数届いたとしています。

[コンタケ，ねとらぼ]

　徳島市が、9月4日から販売を予定していた「徳島市防災ecoバッグ」の販売を中止しました。デザインが米国の画家である故・キース・ヘリングに酷似しているとの指摘が、多数寄せられていたことを受けての対応と思われます。

徳島市が販売予定だったエゴバッグ（画像は徳島市公式Xから）

　このエコバッグは、防災・減災を身近に意識するきっかけとして使用してほしいと作成されたもの。カラフルなシルエットの人間が、地震から身を守るために机の下へ隠れるイラストが描かれています。

　しかし、このシルエットの人間のデザインに、「キースのサインにそっくりですよ」「訴えられたらどうすんのこれ」「許可取ってます？」など、キース・ヘリングの作品に酷似しているとの指摘がSNS上に寄せられました。

　これを受け徳島市は、「ご心配のお声をいただきました」と一般販売の中止を発表。「こうした状況の中、同バッグを販売することはご迷惑をおかけすることにもなりかねない」としています。