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大規模な通信障害の際に無線LANを無料開放 ドコモやKDDIなど大手携帯会社が発表(1/2 ページ)
災害用統一SSID「00000JAPAN」を、災害だけでなく大規模通信障害の際にも開放。
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大手キャリア各社は9月4日、携帯電話の大規模な通信障害が発生した際に、公衆無線LAN「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」を無料開放すると発表しました。
NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンク、楽天モバイルの携帯5社と、無線LANビジネス推進連絡会(Wi-Biz)、電気通信事業者協会が発表。これまで災害用統一SSID「00000JAPAN」は自然災害の発生時に開放されていましたが、通信障害の発生時にも開放可能となりました。
携帯5社で大規模な通信障害が発生し、利用できない状態が継続する場合や復旧までに時間を要する懸念がある場合、賛同する携帯電話事業者、公衆無線LAN事業者、自治体などのアクセスポイントから「00000JAPAN」を提供。無線LAN対応端末から「00000JAPAN」に接続することでインターネット接続を利用できます。
なお「00000JAPAN」は通信が暗号化されていないため、Wi-Bizは、最小限の利用にとどめるとともに、個人情報の入力や金融系のサービスなどの利用は、セキュリティの確保された専用アプリの利用や、HTTPSやVPNなどセキュリティ対策を行うよう勧めています。
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