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バスクリン、ジャニーズ起用CM見送り 花王とモスバーガーに続き方針一転…… 「ジャニーズの対応は未だ不十分」と指摘(1/2 ページ)

「SixTONES」の高地優吾さんを起用したCM。

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 バスクリンは9月14日、ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐる対応を受け、同事務所の所属タレントを起用したCMを見送ると発表しました。アイドルグループ「SixTONES」の高地優吾さんを起用した新CMとみられます。

バスクリン ジャニーズ事務所タレント SixTONES高地優吾さん 画像はプレスリリースより

 バスクリンの広報は時事通信の取材に対して、性加害問題を踏まえたジャニーズ事務所との契約について、「故ジャニー喜多川氏の問題。CMの放送中止などは考えていない」と回答した、と9月7日に報じられていました。

 しかし、バスクリンは9月14日、公式サイトに「ジャニーズ事務所所属タレントを起用したCMの見送りについて」と題した文章を掲載。冒頭で「この度は、ジャニーズ事務所所属タレントの広告起用に関しまして、ご心配をおかけして、誠に申し訳ございません」と謝罪しました。

 性加害問題について「あくまでも故ジャニー喜多川氏(事務所)の問題であり、タレント本人に問題があった訳ではないと考えてはおります」としつつも、「ジャニーズ事務所の対応は未だ不十分である」として、今後予定していたCMを見送ると説明しました。なお、タレント契約については期間満了をもって終了するとしています。

 バスクリンは8月22日、入浴剤「きき湯」の発売にともない、高地さんを新たに起用した、新CM新きき湯「温泉ソムリエ#きき湯〜ご」篇を制作したと発表。秋から全国でオンエア開始予定でした。

 バスクリンのほかにも、一時はジャニーズ事務所タレントの起用を継続する方針と報じられていた花王とモスフードサービス(モスバーガー)も、一転して起用を見送る方針を示しています。

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