YouTubeチャンネル「水ラーメン」に洗濯ネットを使って食用ザリガニを大量捕獲→おいしく食べてみた様子が投稿されました。生きものについて学びながらおいしそう&楽しそうな食事の様子が見られるこちらの動画は、記事執筆時点で35万8000再生されています。
投稿主の水ラーメンさんは近くの自然に潜むまだ見ぬうまさを求め、さまざまな生きものを捕獲し食べる活動をしています。この日どうしても“日本に住んでいるロブスター”が食べたくなったという水ラーメンさんは、ある川にやってきました。
水ラーメンさんいわくその生きものは“カニとエビのいいとこ取り”のような味で、とってもおいしいとのこと。そんなロブスター(仮)を網と洗濯ネットで捕獲するそうなので、実際にどのように捕獲するのか、またどのように食べるのか見せてもらいましょう。
ロブスター(仮)を探しつつ次から次へと生きものを見つけ、その生きものたちの雑学を教えてくれる水ラーメンさん。そしてついに今回のターゲットであるロブスター(仮)、もとい「ウチダザリガニ」を発見します。
ウシガエルのエサとして日本に持ち込まれたアメリカザリガニと違い、もともと食用目的で持ち込まれたウチダザリガニはロブスター級に味が良いのだとか。
ウチダザリガニは雑食で何でも食べてしまうことから環境に与える影響が大きく、特定外来生物に指定されています。水ラーメンさんは、「ウチダザリガニの移動、運搬、飼育は絶対にやめましょう! 少しずつでも個体数を減らしていけるとよいと考えてます」と語っています。
その日の夜は川の流れが猛烈に早くなってしまったため、ウチダザリガニ取りは翌日に持ち越すことに。翌日川で遊んでいた中学生の男の子たちにウチダザリガニのポイントを教えてもらい、洗濯ネットにエサのサンマを入れておびき寄せます。
洗濯ネットを設置して10分後。ロブスターといっても過言ではない、でっかいウチダザリガニが捕獲できました。その後も次から次へとウチダザリガニを捕獲していき、ポイントを教えてくれた中学生たちと一緒にザリガニパーティをすることになったのでした。
完成したゆでウチダザリガニはアメリカザリガニより食べるところが多く、味はカニのようで特にミソがおいしいとのこと。一方の焼きウチダザリガニは焼きタラバガニのようで、中学生いわく「言葉にならないほどの美味さ」だとか。本当においしそう……!!
動画中でも説明がありましたが、ウチダザリガニは淡水の生きものであり、感染症の原因となる寄生虫がいる可能性があります。そのためウチダザリガニを捕獲&食べる際は、必ず10分以上加熱してから食べるようにしてくださいね。
楽しく生きものやサバイバル術を学べるこちらの動画には、「無料で食べられる野草とか川で採れる食材で美味しいご飯作ったり、みんな笑顔になれる動画って面白いよね」「めちゃめちゃ夏な動画ですね〜少年たちとも楽しそうでなんとも良いですね」といった、たくさんのコメントが寄せられています。
水ラーメンさんはYouTubeチャンネル「水ラーメン」とX(Twitter/@mizuramen0923)に、活動の様子を投稿しています。未知の食べられる生き物やサバイバル術に興味がある人は、遊びに行ってみると良さそうです。
画像提供:YouTubeチャンネル「水ラーメン」
(三日月 影狼)
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