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AIが80年代風の「タコスCM」を作ったら……? クセになるけど「高熱で辛いときの夢」みたいな作品に(1/2 ページ)

絶妙に気味が悪い。

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 生成AIを使って作られた「タコス」の架空CM動画が奇妙すぎてクセになります。軽快な音楽やレトロなイメージを表現した、よくできた作品にも見えますが、じっくり見ると気味の悪さが伝わってきます。

生成AI フィクション タコス 架空のタコスコマーシャル(以下画像はYouTubeチャンネル「Taco Tornado」より)

 動画を公開したのは、AIが作った飲食店のCM動画などを投稿しているYouTubeチャンネル「Taco Tornado(@TacoTornadoYT)」。今回の動画は「TACO TORNADO」という架空のタコスブランドを題材にしたテレビCM風の作品です。AIによって、映像はもとより、音楽やテキストも生成されています。

 BGMには1980年代に流行したa-haの「Take On Me」を思わせるようなサウンドが流れ、ナレーションには「スパイシーチキンやベジデライトなど、お好きな味をお選びください」ともっともらしい言葉が並びます。1980年代の雰囲気を出すため、画質もあえて落としているのでしょうか。それらしい映像に見えなくもありません。

 しかし、映像をじっくり見ていくと、宙に浮かぶタコスが赤い霧を噴出していたり、踊る人たちの輪郭がまるで抽象絵画のようにぼやけているなど、不思議なシーンが多く組み込まれています。まるで高熱で寝込んでいるときに見る夢のような奇妙さです。

生成AI フィクション タコス 霧吹きタコス
生成AI フィクション タコス 乱舞する人々

 YouTubeのコメント欄には「料理が自ら動き出すのが最高ですね」「さっそく行ってみるか」など、架空のタコスに魅了される人たちからの感想が寄せられています。見れば見るほど奇妙で、どこかクセになる中毒的な雰囲気も持っている動画ですね!

 Taco Tornadoは他にもフライドチキンピザなど架空のコマーシャル動画を公開しています。

動画引用:「Taco Tornado(@TacoTornadoYT)」

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