炎天下の車道でたった200グラムの子猫を保護して1年……　まるまるとしたワガママボディに成長したビフォーアフターに感動

「助からないかも」と言われた子猫が……。

[Yuki，ねとらぼ] PC用表示関連情報

　保護されたニャンコのビフォーアフターがX(Twitter)に投稿され「“幸せだよ！”って聞こえます」「大きくなったねぇ」と話題です。投稿は7万件以上表示され、2500件を超える“いいね”を獲得。

　「大きくなったねぇ　ふくちゃんおうちにきて幸せかな　幸せだといいなあ」というコメントとともに紹介されているのは約1年前に路上で保護され、家族の一員として迎えられた「ふく」くんです。

保護したばかりのころ……

現在！

　2022年7月のある日、投稿者である飼い主さんは交通量の多い道路をふらふらと1匹で歩いている子猫を見つけ、とっさに車を降りて保護しました。他の車が何かを避けて通っていたので「何かひかれちゃってるのかな？」と思ったら、真夏の炎天下を頑張ってよちよち歩いているふくくんだったのです。

しじみのようだった子猫

保護してくれてありがとう

　周囲を確認しても親猫や他の子猫の姿はありませんでした。保護したふくくんを動物病院に連れて行くと、生後約1カ月の男の子と判明。母猫とはぐれてからずいぶん経っていたのか、体重はたったの200グラムと、最初は生後2週間と診断されたほどです。

　おなかを空かせ喉はカラカラ、肉球も火傷しそうな熱さ……その上、片目は傷付いていて回復はしないとのことでしたが、生きていてくれたのが救いです。

だんだん元気に……

立派なキジトラ猫になりました

　それからミルクをあげたりお薬をあげたり……献身的な介抱をしましたが、血液検査の数値が悪くすぐに入院することに。「小さすぎて点滴が難しい。助からないかもしれない」と言われたふくくんは、飼い主さんの愛情と動物病院の医師の力、そして自らの生命力で奇跡的に命をつなぎました。

おててなが～いね

お兄ちゃんもできました！

　今でも保護当時のことを思い出すと「胸がギュッとなる」という飼い主さん。あれから1年……ふくくんは、まるまるとした立派なキジトラ猫に成長しました！　「ガリガリに痩せていたので少しごはんをあげすぎてしまったのか、ワガママボディに」と冗談で言えるくらいになった飼い主さんとふくくん。これからもずっと幸せに暮らしてくださね。