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中国発SHEIN、イラスト“無断使用”で批判 相次ぐ問題…… イラストレーター「まさか自分が被害に遭うとは」と心境吐露(1/2 ページ)

SHEINに見解や対応について取材しました。

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 中国発のアパレルブランド「SHEIN」に、あるイラストレーターが自身のイラストが無断使用されたとSNS上で訴え、SHEINに対する批判の声が広まっています。ねとらぼ編集部では、SHEINに見解や対応について取材しました。なお、同商品はすでに公式サイトの販売ページでは閲覧できない状態になっています。

中国発SHEIN イラストレーター 無断使用 画像は公式サイトより

 該当のイラストレーターは9月17日、SHEINで販売されたレディースのパーカーに自身のイラストが無断使用されているとして、「まさか自分が被害に遭うとは、、」とX(twitter)で心境を吐露。フォロワーに対して「無断使用ですので購入しないようお願いいたします」と呼びかけたところ、投稿は約1万3000件のリポスト(リツイート)と広く拡散され、2万8000件の“いいね”を集めるなど注目を集めていました。

 該当商品は、「スローガン&人物グラフィック ドロップショルダー オーバーサイズプルオーバー」。服の中央に無断使用したとみられる、キャラクターのイラストが大きくプリントされていました。

中国発SHEIN イラストレーター 無断使用 画像は商品ページより

 SHEINはねとらぼ編集部の取材に対し、「SHEINは、知的財産権侵害の申し立てを真摯(しんし)に受け止めます。第三者の知的財産権を侵害することは、私たちの意図に反しており、当社のビジネスモデルでもありません。SHEINのサプライヤーおよびマーケットプレイスの販売者は、当社のポリシーを順守し、自社の製品が第三者の知的財産権を侵害していないことを証明する責任を負っています」とコメント。

 続けて、今後について「私たちは、潜在的な侵害商品を認識するために、専門に開発した画像認識技術への投資や、製品審査チームの拡充など、製品審査プロセスの向上に引き続き取り組んでいきます」と述べています。

 SHEINの商品をめぐっては、国内外でイラストやデザインなどの盗用疑惑が指摘されるなど問題が相次いでいます。日本でも3月に別のイラストレーターから無断使用の被害が見られた(関連記事)ほか、4月には「ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)」の公式グッズと酷似した商品を販売していたとして、批判が上がっていました(関連記事)。

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