ご長寿なタイハクオウムと元飼い主のおばあちゃんが3年半ぶりに室内で対面。心が通じ合っていることが分かる幸せな光景に、「心が温かくなる」「泣けてきます」とX(Twitter)で感動する声が上がっています。投稿は記事執筆時点で109万件表示を超え、1万3000件の“いいね”を獲得しています。
タイハクオウムの「ホワ」さんは、65歳超え(推定年齢)の高齢の鳥さん。もともとは米軍基地の中で軍人に飼われていましたが、急な帰還命令を理由に近所の小鳥店に置いていかれます。そこで出会い、引き取ったのが、元飼い主のおばあちゃんでした。
一緒に暮らしていたふたりですが、おばあちゃんが高齢のため施設へ入所することになり、ホワさんは動物病院へ預けられることに。現在の飼い主である「そねっち」さん(@MAX_BEN_P)は、当時のTwitter上でホワさんのことを知り、先住鳥や家族もいるため迷いもあったそうですが、おうちに迎える決心をして引き取りました。
今回の対面は、9月18日の敬老の日、現在100歳のおばあちゃんにホワさんを会わせてあげたいと、そねっちさんが施設に電話。コロナ禍は外での面会のみでしたが、ついに施設内で面会できるようになったことで、3年半ぶりにゆっくり一緒に過ごす時間が実現しました。
笑顔でうれしそうに話しかけるおばあちゃんと、かみしめるように声を聞いてじっと見つめるホワさん。そんな穏やかで温かな時間が流れるふたりの光景に、コメントでは「あまりにも素敵な光景」「大好きな人に会えた喜びが傍目から見てもわかります。なんだか感動して涙出ちゃった」「(ホワさんが)赤ちゃんみたいに可愛いお顔してる おばあちゃんの優しい声かけに嬉しそう」と涙する声が寄せられ、なかには自身の未来を想像して「私もこんなふうに面会させてもらえたら幸せだろな…」なんて声も。
そねっちさんは、ホワさんをお迎えしてから何度もおばあちゃんのところへ面会に行っており、2017年の映像では、一緒に暮らしていたころに歌っていたという子守唄をおばあちゃんが歌い、ウトウトするホワさんの姿を見ることができます。
大型鳥の寿命は長く、タイハクオウムも40〜60年といわれています。そねっちさんは、さまざまな事情や不測の事態で手放される高齢の大型鳥がいることを発信。お迎え前に飼育費用含め、十分に検討することは必要としつつ、「雛からのお迎えでなくても、鳥に対する知識と飼育環境と忍耐力と愛情があれば、鳥は歩み寄ってくれます」として、1羽でも多くの高齢大型鳥が、幸せな第二の“鳥生”が送れるようになってほしいと伝えています。
ホワさんは現在、そねっちさんのお孫さんと仲良しな姿がみられ、一緒に遊んだり添い寝したりする動画が公開されています。
画像提供:そねっち(@MAX_BEN_P)さん
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