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シャープがSNSで探し当てた「最古の穴なし槽洗濯機」の清潔さを検証 30年間使用された実機の汚れ具合は?(1/2 ページ)

※多少の汚れがある写真も掲載しているので閲覧注意。

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 2023年で30周年を迎えた、シャープの「穴なし槽洗濯機」。洗濯槽に穴がないため黒カビや汚れが槽内に侵入しにくく「長年使っても清潔」というのがセールスポイントですが、それは果たして本当か同社が「ユーザーが30年間使用した実機」による検証結果を公開しました。

穴なし槽洗濯機 30年間使用された実機の中身は……?

 検証企画のスタートは5月のこと。古い洗濯機が社内に残っていなかったため、シャープが公式X(Twitter)で「最古の穴なし槽洗濯機を現役で使用している人」を募ったところ、膨大な情報が寄せられ、最終的には理論上最古となる「1992年製の初号機」ユーザーが発見されました(関連記事)。

 複数の応募から検証実験に選ばれたのは、「マシーヌ ア ラヴェ」さんが提供した個体。購入してからの約30年間で、およそ週に1〜2回のペースで使用してきたものだそうです。

 分解してみたところ、洗濯槽は経年劣化で部分的に変色しつつも、目立った黒カビは見当たらなかったとのこと。「穴なし」の効果に加え、使用頻度が低くていねいに使われてきたこともあり、清潔が保たれてきたようです。

穴なし槽洗濯機 若干すすけたような汚れはあるが、目立った黒カビはない
穴なし槽洗濯機 細部の凹凸もきれい
穴なし槽洗濯機 シャープの社員寮に設置されていた「2005年製の穴あり槽洗濯機」との比較。汚れの差は歴然

 Xでは「ユーザーだが本当に清潔で安心した」「今後買い換えの参考にする」「できれば使用頻度が高いケースでの検証結果も見たい」など、さまざまな反応を呼んだこの検証。特設サイトには、実機を提供したマシーヌ ア ラヴェさんへのインタビューも掲載されています。

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