紙袋に入っていた子猫を保護したときの様子が、YouTubeチャンネル「黒ラブと保護猫の日常」に投稿されました。コメント欄には「助けてくれてありがとう」「幸せになるんだよ」「うちの子も同じように袋に入れられて捨てられていました」といった声が寄せられています。
投稿主は、ラブラドール・レトリバーの「ムニ」くんと元保護猫の「コウ」くんと暮らす飼い主さん夫妻。ある日ママさんがムニくんとお散歩をしていると、弟さんから「猫を拾った、どうしよう」と連絡が入りました。
そのままムニくんを連れて駆け付けると……紙袋の中にまだ生まれて間もない子猫の姿が! 独特な白黒模様が豆大福みたいだったので「豆太」と仮名をつけてもらった子猫は、そのまま投稿主さんの自宅へ。
突然おうちにやってきた子猫の姿にコウくんは、びっくりしたようで「シャー!」と威嚇すると距離をとり遠くから観察。今にも「にゃんだあの子は!」なんて声が聞こえてきそうです。
すぐにでも動物病院に連れて行ってあげたかったものの、保護した時間は夜の21時ごろ。取りあえず、スーパーで子猫用のミルクを購入しましたが、スポイトなども手に入らず、この日はストローを使ってミルクをあげました。
こんなに小さい子猫ははじめてだったようで、ママさんもパパさんもあたふた! 食後に見よう見まねで排せつのお手伝いをしてうまく出たときは、なんだか感動してしまったそうです。
子猫は、2〜3時間おきにミルクを与えなければいけないためこの日は徹夜。そして翌日、眠気と戦いながら動物病院へ。4軒はしごしてようやく診てもらえるところにたどりつきました……。
診察してもらうと、子猫の健康状態は良好でしたが体重が標準よりも少ないので、たくさんミルクをあげるようにとのこと。そこでミルクのあげ方や子猫のことを詳しく教えてもらったそうです。ちなみに、生後17日ぐらいでまだオスかメスかは分からなかったのだとか。
新たに哺乳瓶や粉ミルクを買いそろえた飼い主さん。ミルクをあげるのにもコツがあり最初はなかなか難しかったとのこと。これだけお世話をすると愛着がわいてしまいそうですが、飼い主さん夫妻はSNSで里親を募集。知り合いづてに里親が決まりました!
ところが数日後、豆ちゃんは飼い主さん夫妻の元へ帰ってきました。なんと離れるのがさみしくて泣くほど悩んだ結果、里親さんと相談のもと、飼い主さん家族に迎えることに決めたそうです! 最初は威嚇していたコウくんですが、豆ちゃんが帰ってきてからべったり! ムニくんも帰ってきたのがうれしいのかそばを離れません。
いろいろとありましたが、無事家族の一員となった豆ちゃん。その後、性別は女の子だと判明したそうです。やさしいお兄ちゃんたちができてよかったね! これからの成長が楽しみです。
新たに家族になったマメちゃんとムニくん、コウくんの日常は、飼い主さんのYouTubeチャンネル「黒ラブと保護猫の日常」、Instagram(@munimuni_ch)、X(Twitter/@Munimuni_CH)にて公開中。日々成長するマメちゃんとやさしく寄り添うムニくんとコウくんの姿は今後も注目ですね。
画像提供:「黒ラブと保護猫の日常」さん
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