うさぎのぬいぐるみがつないだ遠距離恋愛が感動的と話題 メーカーも「すてきすぎる」「まるで絵本のよう」と反応(1/2 ページ)
すてきな“家族”のエピソードに心が温まります。
「ピーちゃん」と名付けられた“うさぎのぬいぐるみ”を巡る話がX(旧Twitter)で感動を呼んでいます。老舗の人形メーカー・吉徳のぬいぐるみで、公式も「なんて素敵すぎるお話…!!まるで絵本のよう」と反応しています。
ピーちゃんは、手を入れて動かせるパペットタイプで、手を押すと「ピー」と鳴るぬいぐるみです。投稿者さん(@usa_wanwanwanko)がそのぬいぐるみを手にしたのは、当時付き合っていた彼氏さんと遠距離恋愛になることがきっかけでした。
彼氏さんが東京の大学に行くことになり、離れることになった投稿者さんは「私の代わり」にと、百貨店で出会ったうさぎのぬいぐるみを買って連れて行ってもらったそうです。
うさぎさんをピーちゃんと名付けた彼氏さんは、東京での一人暮らしのなかで話しかけたり、帰省する際は連れて帰り、投稿者さんと一緒に出かけたりと、2人の中でなくてはならない存在に。
それから時がたち、ピーちゃんが“6歳”の誕生日を迎えたころ、投稿者さんと彼氏さんは結婚。子どもも生まれ、ピーちゃんは娘さんの部屋で過ごすようになります。
遠距離になった男女をつなぎ、娘さんにとっても大切な存在になったピーちゃん。そして最近、ぬいぐるみ好きの娘さんがいろいろな投稿を見ていたところ、ピーちゃんは吉徳のぬいぐるみで、当時「キャンディ」という名前で販売されていたことを発見!
さらに2023年に、昭和〜平成初期のぬいぐるみを忠実に再現した「レトロこれくしょん〜思い出のぬいぐるみ〜」という形で、ピーちゃん(キャンディ)も再販されていたことを知り、娘さんは喜んで家族にお迎え。ピーちゃんに“妹”ができたのでした。
投稿者さんは、「吉徳さん、ありがとう!」という思いを伝えるためにXに初投稿。最後に「ピーちゃんは38歳になりました」と、大切な家族を紹介しています。
Xでは「なんてステキなお話」「泣きそうになっちゃった 私もうちのぬいちゃんたちをずっと大切にします」とほっこりした人の声がたくさん寄せられ話題に。また同じ種類のぬいぐるみを長年大切にしている人からもコメントが寄せられ、「私がずっと持ってるこの子にとても似ていらっしゃって驚きました」と、同投稿で製造元を知ることができて喜ぶ人の声もみられました。
吉徳のぬいぐるみ・雑貨品専用公式アカウント(@yoshitoku_plush)は、投稿者さんのポストを引用して「ぬいぐるみ部門一同、感動の嵐です」とコメント。また「キャンディのパペットは情報として一部残っているものの、カタログや写真データとしては残っていない、超激レアな子です…」と、ピーちゃんはかなり貴重な存在だったことも判明。「どうかこれからもご家族一緒に、ピーちゃんとキャンディをかわいがってあげてくださいね」とメッセージを寄せています。
なお、現在販売中の「キャンディ」は公式オンラインショップでは売り切れとなっており、公式は「本店・オンラインでは11月に再入荷を予定しております。お待たせしてしまいますが、どうか高額転売品のご購入はお控えください」と伝えています。
画像提供:ピーちゃん(@usa_wanwanwanko)さん
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