育児にまつわる「あるある」な話のツイートを、イラストと共にご紹介する企画「育児あるある」。今回は、娘さんにお米の研ぎ方をレクチャーしたところ……というお話が話題です。
「家に米を炊ける人間を増やしてくれた」
娘が「米を炊きたい」と言い出した
私は夕飯作りの真っ最中で
できたらあっちで踊っていて欲しいと思ったが
奥歯ギリギリ言わせつつ研ぎ方をレクチャーした
炊けた米は実際美味しかったし
「娘が炊くとなんだか味が違う!美味しい!」
と褒めちぎった
すると娘が毎日米を炊いてくれるようになった
今日はパスタ…と思う日も
お礼を伝え私は食べた
次の日夫に爆弾おにぎりを持っていかせた
冷凍ご飯の解凍は追いつかないし
日に日に冷凍庫に増えていくけど
娘の炊くご飯はうまいと言い続けた
3合ではなく2合で教えれば良かった
ある日唐突に娘が飽きた
あつ森のイベントが始まったようだ
ありがとうあつ森
うちの冷凍庫の危機を救ったのは任天堂だった
徐々に減っていく冷凍飯
冷凍焼けがすごい
冷凍飯は親が食べる
なんだったのだあの日々は
私は一体何に耐えていたんだ
と思ったが
ある日仕事帰りに買い物をしながら電話をかけて
「急いで帰るから!今日はカレーだよ」
と娘に伝えたところで
(やべえ米が炊けてねえ)と気づいた
すると娘が言った
「ご飯炊いておこうか?」
私は思わずスマホを落とした
あの日々は無駄じゃなかった
家に米を炊ける人間を増やしてくれた
私はこの日のために
冷凍飯の日々を耐えたんだ
苦労の先には必ず光がある
誰が言ったか知らないけど
私は感動の涙を拭いつつ
全力でお礼を言った
帰宅後ホカホカのご飯が炊けていた
この日のご飯は完璧だった
長年の努力の集大成だった
私がカレールーを買い忘れなければ(白目みさえさんのツイートより)
今回のツイート主は、臨床心理士をしつつ夜は漫画を執筆しているという白目みさえ(@misae_yjm)さん。あるとき娘さんが「お米を炊きたい」と言い出したので、研ぎ方をレクチャーしたそうです。
炊けたお米は実際とてもおいしく、「なんだか味が違う!おいしい!」と褒めちぎったところ、娘さんが毎日お米を3合炊いてくれるようになりました。しかし、毎日欠かさず炊くようになり、解凍が追い付かなくなっていったとのこと。
そんなある日、ゲーム「あつまれどうぶつの森」のイベントが始まったことにより、娘さんの興味はそっちへ。冷凍したご飯もだんだん減り始め、「私は一体何に耐えていたんだ……」と思っていたという白目さん。そんな中、カレーを作ろうと思い立ったときにご飯を炊き忘れたことに気づいたそうです。
その際、電話口で娘さんが「ご飯を炊いておこうか?」と言ってくれたことで、あの日々は無駄じゃなかった、家にお米を炊ける人間を増やしてくれたんだ! と気付きました。感動しつつもちゃんと娘さんにお礼をいい、ご飯を炊いてもらったものの、結局白目みさえさん自身がカレールーを買い忘れてしまった……という今回のお話に、多数のリプライが寄せられています。
返信欄には「今回の件、めっちゃ好きです」「子供は親のこと、ちゃんと見てますよ!」といった意見が寄せられています。
「結局夫にルーだけ買い出しを頼みました」と語る白目みさえさん。長文ながらも読ませる文章力と、あっけないオチのギャップに爆笑する人が多かった今回の一件。「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」と、山本五十六の名言をリプライする人もいたように、実際に白目みさえさんが娘さんの前でやってみせながら褒めたことで「家にお米を炊ける人間が増えた」というお話でした。家事で毎日大変なお父さんお母さん、子どもにお米の炊き方を教えて「家事ができる人間」を増やしてみると、いずれ報われるかもしれません。
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リモートワークが一般的になったからこそ、広く問題とされているようです。