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レジンの「黄変」耐性を4年がかりで調査 検証結果が「参考になる」「UVカットにこんなに効果が」と話題に(1/2 ページ)

黄変するのは仕方ないので、アンティーク風の表現に役立てるという発想も。

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 模型や小物等の製作に用いられるレジンは、紫外線等の影響で黄ばんでしまうことがあります。この「黄変」と呼ばれる現象に強いレジンはどれか? 7製品を同じ条件下で4年おいた検証結果が、参考になると注目を集めています。

 投稿主はレジン作家の舞汁(@mai_ntg)さん。7種のレジンを固め、UVカットコートを施したものとそうでないものを合わせた14のサンプルを用意し、2019年3月27日から直射日光が当たる場所にさらし続けました。

 4年以上が経過した現在、透明を保っている製品もあれば、こはく色までに黄変が進んだものも……と、耐性の差は歴然。素のままでは黄変した製品が、UVカットでは抑えられているケースもみられます。

レジン 4年間直射日光に当て続けたレジン群。製品による耐性の違いが丸分かり

 製品による耐性の差がひと目で分かる検証は、「UVカットにここまで効果があるとは」「せっかくの作品が黄変すると凹むので、広めてもらえるとうれしい」と話題に。黄ばむことを前提に、エイジングを表現しようといった発想もみられます。

 ただ、実験はあくまでも4年前にはじめたもので、当時の商品を対象にしています。メーカーはそれぞれ黄変対策に取り組んでおり、検証結果が現行製品に必ず当てはまるとは断定できないため、舞汁さんは「UVカットの効果を確認する程度に」と述べています。

画像提供:舞汁(@mai_ntg)さん

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