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在日ウクライナ大使館が『通販生活』に抗議し波紋 表紙に「人間のケンカは『守れ』が『殺し合い』になってしまうのか」(1/2 ページ)
通販生活の公式アカウトにもさまざまな意見が寄せられています。
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在日ウクライナ大使館の公式X(旧Twitter)が、『通販生活』に対して抗議しました。同誌の2023年冬号の表紙に、ロシアのウクライナへの軍事侵攻を「ケンカ」と表現した文章が記述されていることを受けてのものとなります。
この表紙の上部には「『戦争できない国』『できる国』―どちらを選ぶにも覚悟が要る」と書かれている他、中央には前線で戦うウクライナの人たちが映ったテレビを見る猫の姿が、その下には以下のような文章が書かれています。
プーチンの侵略に断じて屈しないウクライナの人びと。
がんばれ、がんばれ、がんばれ。
守れ、守れ、守れ。
殺せ、殺せ、殺せ。
殺されろ、殺されろ、殺されろ。
人間のケンカは「守れ」が「殺し合い」になってしまうのか。
ボクたちのケンカは
せいぜい怪我くらいで停戦するけど。
見習ってください。
停戦してください。
この表紙に対し在日ウクライナ大使館は、「在日ウクライナ大使館はこのような呼びかけ及び例えを、日本国民及び日本政府の立場に矛盾するものとして強く非難します。ロシアは侵略国家であり、ウクライナから直ちに撤退すべきです。主権国家に対する侵略戦争はケンカではありません。侵略者を宥めることは終戦に導きません」と抗議しています。
この抗議の投稿にリプライ欄などでは、
- これを出版できた経緯が知りたいですね。誰も疑問に思う事は無かったのか?
- 通販生活何やってるの?
- 本当にこんな表紙で売ってるってこと?嘘でしょ?
- バリバリの国際問題になってしまった
- ウクライナ大使館の立場を強く支持します
- 日本国民には発言の自由がある。だからと言って侵略されている国に対して掛けるべき言葉では無い
といった声があがっており、通販生活の公式Xにもこうした意見が寄せられています。
『通販生活』は、カタログハウスが発行する通信販売カタログ誌。1982年に創刊されました。
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ウクライナから日本への帰路の途中で立ち寄ったとのこと。