「Quest 3があれば無限のトンカツが目の前に現れる」 シュール過ぎる“現実×バーチャル”映像に「思ったのと違うw」「笑った」(1/2 ページ)
メインはキャベツだったか……。
最新のVRヘッドセット「Meta Quest 3」を装着して“とんかつ定食”を食べる映像が、何が本物で何がバーチャルか分からなくなりそうな未来を感じさせます。想像以上にリアルで判別がつかない……と思ったら、とんかつが浮いてる!?
動画を投稿したのは、Xユーザーのhacha(@hacha)さん。一見すると普通の食事風景で、ここに3Dモデルといった仮想の物体が表示されるのかなと予想したり、あるいは「超リアルなVR映像」という可能性も疑ったりして見ていると、食卓に並んだとんかつが突然浮いているような状態になります。なん……だと……?
実は「とんかつだけ」がバーチャルで、現実空間の映像に“バーチャルとんかつ”が融合していたのでした。そのため、みそ汁の汁椀を目の前に持ってくると、とんかつがその手前に表示され、まるでみそ汁に浮いているような見た目に。もちろん現実のお箸でつかむこともできないので、ひたすらキャベツとご飯とみそ汁だけを食べる映像となっています。とんかつがおいしそうなだけに余計に切ない……。
そんな現実の世界とバーチャルな世界が混ざったMR(複合現実)体験がウリの「Meta Quest 3」ならではの映像に、Xでは「とんかつうまそう」「本物にしか見えませんでした」「欲しくなってきた」などの声が寄せられたほか、シュール過ぎる映像に「思ったのと違うww」「発想が斬新だけど無念すぎるだろ」「みそ汁飲むところで絶対笑ちゃうわ」「何故か涙が止まらない」などの声が上がり、多くの笑いを呼んでいます。記事執筆時点で約2万9000件の“いいね”を記録。
投稿者のhachaさんは、リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を展開するPsychic VR Labに所属するエンジニア/アーティストで、同社のYouTubeライブ配信によるラジオ番組「水谷享平のサイキックラジオ」に出演する際の話題のために上記ネタ動画を投稿したところ、予想外にバズったとのこと。ちなみにhachaさんは10月26日分の放送に出演し、「Meta Quest 3」について語っています。
今回使用された“Tonkatsu(とんかつ)”のモデルデータは、3Dコンテンツの投稿・共有サービス「Sketchfab」にて公開中。hachaさんによると、このモデルデータはiOS版Scaniverseでスキャンし、Blenderできれいに邪魔な頂点を除去したもので、上記映像では「SketchfabへアップロードしたものをFigminXRというアプリで表示しています」とのことでした。
画像提供:hacha(@hacha)さん
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