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積乱雲から爆発的に吹き降りる気流「ダウンバースト」の仕組みを、身近な品物で解説した実験が分かりやすく、そして壮観です。
この実験は、体験を通じて天気の知識を学ぶイベント「すごすぎる天気のはなし」で実施されたもの。積乱雲から冷えて重くなった空気が下降するダウンバーストの状況を、コップとドライアイス、シャボン液で疑似的に再現しています。
その方法は、ドライアイス入りのコップを、シャボンの膜でふさぐというもの。冷たい空気でシャボンを膨張させ、小さなシャボン玉の雲を作るわけです。
膜に限界が来てシャボン玉が割れると、冷たくて重い空気は、ダウンバーストがもたらす突風のごとく周囲へ拡散。もし現実だったらと思うと恐ろしくもありますが、空気がブワッと広がる様は爽快でもあります。
イベントに参加した雲研究者、荒木健太郎(@arakencloud)さんがX(Twitter)で紹介したことで、実験は「分かりやすくて面白い」「何度も見てしまう」と話題に。同イベントの実験では、竜巻やダイヤモンドダストなどの仕組みも解説されています。
動画提供:荒木健太郎(@arakencloud)さん
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