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本音「トイレ、立ってすんなよ?」を“裏がある京都人”が言うと…… リバーシブルな「いけず文化」ステッカーの緊張感がすごい(1/2 ページ)

表「うちのトイレ座りごこち悪おすかもしれまへんけど〜」→裏「立ってすんなよ」

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 言いづらいことを遠回しに伝える、京都の「いけず文化」が「裏がある京都人のいけずステッカー」になりました。価格は1枚800円(税別)。建前が優しくつづられた表面をめくると、裏から本音が現れて、不調法者を厳しく責めてくれます。

いけず 穏やかな建前と激しい本音をリバーシブルで表現
いけず 表には「うちのトイレ座りごこち悪おすかもしれまへんけど、よろしおしたらお使いやす」と、建前が柔和かつ遠回しに
いけず めくると「立ってすんなよ?」と、裏側から本音が火の玉ストレート

 大阪のコンテンツ制作会社「ない」と、京都のデザイン事務所「CHAHANG」の企画。11人の京都人による座談会で生まれた「いけずな言い回し」をもとに、表には「物腰の柔らかいおかみが言う建前」、裏には「憤ったおかみの手厳しい本音」を配した、リバーシブルのステッカーを制作しました。

 例えば、「トイレ編」は表向き「うちのトイレ座りごこち悪おすかもしれまへんけど、よろしおしたらお使いやす」で、裏面は暗に伝えたかった「(小のほうを)立ってすんなよ?」。モデルの女性が見せるギャップの激しい顔芸も相まって、決してそそうをしてはならない緊張感が醸されます。

 ラインアップは「トイレ編」「玄関編」「食卓編」「ポスト編」の4種類。嵯峨嵐山文華館や風の駅など、京都の各店舗でみやげ物として販売されます。

いけず 玄関編「えらいよそいきのなりしはって、琵琶湖でも行ってはったんどすか?(汚れた格好で来やがって、鴨川で全部洗うてこい)」
いけず 食卓編「知っといやすか? そばはズルズルおいしそうに食べてもよろしおすねん(クチャクチャうるさいねん)」
いけず ポスト編「ちっちゃい郵便受けしかおへんですんまへん。おおきに、はばかりさん(しょーもないチラシ入れんな迷惑やねん)」
いけず 言いにくいことを代わりに言ってもらいましょう
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