日本でもすっかり定番となったフードデリバリーサービス「Uber Eats」。その配達員として働くと「1日いくら稼げるのか」を、オーストラリアに滞在しているワーホリYouTuberが検証した動画が注目を集めています。
動画を投稿したのは、オーストラリアにワーキングホリデー制度を利用して滞在しているYouTuber・ヒグマ(@higuma-eats)さん。南東部に位置する主要都市・メルボルンで、Uber Eatsの配達員として1日働いたらいくら稼げるのかを検証してみました。
朝9時すぎにホットスポットとされる市街地に到着したヒグマさん。ヘルメットなどを装備し、自転車にまたがって準備完了! いつでもデリバリーに走り出せる態勢で、注文が入るのを待ちます。
「ピークタイムでも20分から30分待つことはある」と言いますが、待てど暮せど注文は入らず、ヒグマさんは仕方なく別のスポットに向けて移動することにしました。
その直後にこの日初めての注文が! すぐさま受け取りに向かいます。さっきまでの暇な時間が嘘のように連続して注文が入り、ヒグマさんは慣れた手つきで配達をさばいていきます。
指定された飲食店で商品を受け取って、注文者の元に届けた後にUber Eatsのアプリに必要事項を入力したら配達完了。こうして1件ずつ注文を片付けていきます。
順調そうに見えましたが、昼ごろになって緊急事態が発生。高い気温と充電しながら操作していたこともあってか、スマホがオーバーヒートで操作不能に! Uber Eatsのアプリなどが利用できなくなってしまいました。
本体の温度が下がるのを待って、なんとか再開できましたが、一番の稼ぎ時である「昼のピークタイム」を逃してしまいました。これは手痛い……。
その後もUber Eatsの配達を続けるヒグマさん。夜のピークタイムには、「3回配達する」といったミッションをこなすことでボーナスがもらえる「クエスト」を狙って繁華街へ。23時ごろに帰宅するまで、丸一日働き続けました。
一息ついたヒグマさんがこの日の稼ぎを確認してみると、約9時間の稼働で127.36豪ドル……日本円で約1万2300円の報酬をゲット! 1400円のボーナスがもらえるクエストを達成できなかったことに不満そうなリアクションを見せますが、昼のピークタイムを逃したことも考慮すると大健闘と言えそうですね。
ちなみに夜は「HUNGRY PANDA」というデリバリーサービスの配達も同時に行っていたそうで、その報酬も合わせると147.09豪ドル(約1万4200円)に。全体での時給は1547円と、オーストラリアの最低賃金を下回る結果になりました。
「本当は時給2000円くらいの見せたかった」とこぼすヒグマさん。今回は都心でのUberチャレンジでしたが、後日、移動距離ボーナスが稼ぎやすい郊外ではコンスタントに時給2000円〜3500円を記録できるようになったことも報告しています。
ヒグマさんは現在オーストラリアでワーホリYouTuberとして活動中。家探し、バイト探しといった生活の様子から、“自転車盗難”トラブルなど、海外暮らしのリアルをYouTubeやXなどで発信しています。
動画提供:ヒグマ(@higuma-eats)さん
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