1147人が選んだ「絶対に読んどけっていうミステリー小説」ランキングに注目 名作ぞろいの中、1位はやっぱり……?(1/2 ページ)
2位以降も『そして誰もいなくなった』や『すべてがFになる』など、そうそうたる顔ぶれ。
ミステリー小説好き1147人の投票で決まった、「絶対に読んどけっていうミステリー小説ランキング」が注目を集めています。1位の『十角館の殺人』(綾辻行人)をはじめ名作ぞろいで、ミステリー初心者は選書の参考になるでしょう。
読書好きブロガーのひろたつ(@summer3919)さんが、個人で集計したランキング。ハッシュタグ「絶対に読んどけっていうミステリー小説」で投票を募ったところ、294作品が集まりました。
その頂点に立った『十角館の殺人』は、過去のランキング企画で何度も首位に立っており(関連記事1/2)、今回も2位にほぼダブルスコアとダントツ。ひろたつさんは企画者の立場上、「憎きランキングクラッシャー」「もう出禁にしたい」などとこぼしていますが、作品自体は「一生モノの読書体験をしたければこれ一択。時間が止まるから」と絶賛しています。
2位はひろたつさんが「あの衝撃の展開を食らえば、地球にあるミステリー小説のオールタイムベスト」と賞する『そして誰もいなくなった』(アガサ・クリスティ)。なお、アガサ・クリスティ作品は、『オリエント急行の殺人』が6位、『アクロイド殺し』が7位と、3本がベストテン入りしています。
3位以下も『すべてがFになる』(森博嗣)や『占星術殺人事件』(島田荘司)など、名だたる作品がずらりと並び、「ミステリー読み始めたばかりだから参考になる」「これから読むのが楽しみ」と反響を呼んだこのランキング。Xでは10位までですが、ひろたつさんのブログやnoteでは、11位から42位までのランキングも掲載されています(集計の都合上、4票以上獲得した作品のみ掲載)。
画像提供:ひろたつ(@summer3919)さん
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