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森に響く美しい声の正体は…… インパクト絶大な“歌うキツネザル”のリサイタルに聞きほれる【マダガスカル】(1/3 ページ)

口の開け方がオペラ歌手のよう。

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 キツネザルの楽園でインドリたちが歌う姿がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で7000回以上再生され、「ヘリウムガスを吸った声みたい」「なんて珍しい歌声だろう」と注目を集めています。

インドリたちのリサイタル

 撮影された場所は、マダガスカル東海岸にあるパルマリウム保護区。ここは「キツネザルの楽園」ともいわれており、運がよければ絶滅危惧種のアイアイにも出会えるという非常に貴重な場所だといいます。

 そんな楽園で、キツネザルの一種であるインドリたちが歌っている姿が撮影されました。まるで管楽器を吹いているかのような高い声が、森の中にきれいに響き渡っています。1匹が鳴くとどこか遠くから同じように声が返ってきていますね。

 インドリはフワフワの黒い毛とは対照的に、口の中はルージュのような鮮やかな色をしており、その美しさに目を奪われてしまいます。また、声を出すたびに見開かれる大きな目も印象的です。

インドリ すごい目ヂカラ

ときには合唱することも

 インドリは“歌うキツネザル”として知られており、なんとデュエットをしたり合唱をしたりする姿も確認されているそうです。人間以外の哺乳類でリズムをとって歌うことができるのはインドリだけとのこと。すごい……!

インドリ 森の歌姫です

 動画のコメント欄では「自然は素晴らしい。私たちが自然を守るべき理由のひとつだ」「目を大きく見開いたユニークな動物ね」などの声が寄せられました。インドリたちの歌声に聞きほれてしまう、美しい光景を捉えた動画でした。

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