カナダで目撃“4つに裂けたくちばしのカモメ” まさかの正体を突き止めたエッセイマンガに「パニック映画の序章かよ」「めちゃくちゃ笑った」の声(1/2 ページ)
「地球滅亡」が頭をよぎるフォルム。
カナダでパニック映画のモンスターのようなカモメを目撃――― そんなエッセイマンガ『カナダで世界の滅亡を感じた話』がX(旧Twitter)で話題になり、約2万いいねを獲得しています。
カナダに住みながら漫画家として活動している武村沙紀さん(@nora_sakiT)による作品。
ある晴れた日の昼下がり、ケーキとコーヒーを買って近所の公園に行き、夫婦でゆったりと流れるひとときを楽しんでいると、くちばしの様子がおかしいカモメを発見。くちばしが4つに裂けているかのような、赤黒い紫色の何かが飛び出しているかのような……なんとも説明しにくいのですが、くちばしが映画に登場するグロテスクなモンスターを彷彿(ほうふつ)とさせる外見になっていたそうです。
あまりにも非現実的な光景に困惑した武村さんは「ケガ?」「生まれつき?」「ケガでないなら遺伝子の異常……!?」「突然変異!?」「これは前触れのひとつなのでは? 世界が滅亡する……」と、さまざまな考えが湧いてきて動揺。
万が一、カモメが凶悪なモンスターになっていて、名状しがたいくちばしで捕食されるという最悪の事態に陥ったとしても、記録を残しておけば誰かの役に立つだろうと写真を撮ることにしたそうですが、撮影を試みて近づくとカモメは逃げてしまい、くちばしの状態はよく分からなかったとか。
しかし、20分ほど撮影を続けていると、ぴたりと動くのをやめたカモメ。そして、奇妙に体を揺らして……くちばしの“赤黒い紫色の何か”をゴクリ! 実はこのカモメは大きなヒトデをくわえていて、それがくちばしからはみ出していただけだったとのこと。
武村さんがXで発見したという同様のカモメの映像を見てみると確かに、白い羽根の色に対して、くちばしから飛び出たヒトデの一部が異様に目立っており、違和感を覚えずにはいられません。
本作で描かれた出来事について、作者・武村さんにお話を伺いました。
――― コミカルに描かれていますが、このカモメを前にしているときはどんなお気持ちでしたか?
「大変なことがカモメと地球に起きている、えらいこっちゃ」「とにかく何とかしなくては」とうろたえていました。カモメに関して無知だったので、どこに連絡すれば保護などができるのかも分からず歯がゆかったです。
――― カモメはどんな様子だったのでしょうか?
ヒトデをくわえている以外は全くもって平然としていて、他のカモメと様子が変わらなかったので、「ケガではない?」と混乱しました。
――― このとき以来、同様の姿をしたカモメを目撃したことはありますか?
生で見たのはあれっきりです。ググって同じような写真は目にしましたが、先日Xで見つけるまでコレだー! という動画は見ませんでした。
――― 本作の制作の他にはどのような活動をされていますか?
カナダ暮らしのことや、自分の過去をエッセイマンガにして描いています。
最近ではインド旅行記『インドで最も美しかった意外なもの』がネット上で話題になりました。
また、書籍としては『手をつないだ事もないまま会って5回目で結婚する2人の話』(コミックシーモア/BOOK WALKER)、『カナダで無痛分娩した話』(Kindle/BOOK WALKER)などを公開しています。配信サイトは他にもあるので「武村沙紀」で検索してみてください。
制作協力:武村沙紀さん(@nora_sakiT)
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。