金魚のフンを利用して野菜を育てる装置が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で2万9000回以上再生されています。
金魚すくいでゲットした金魚を育てている投稿者さん。6年ほど飼育を続けた結果、金魚たちは大きく育ちました。体が大きくなればフンの量も増えるもの。このフンを利用して野菜を育ててみることにします。
用意したのはフィルターケース、土の代わりとなるハイドロボール、フンを回収するためのろ過装置、フンを分解して栄養に変えてくれる微生物資材など。今回はチンゲン菜を育てるためスポンジに種を植え、発芽を待ちます。
種が発芽したあと、装置を組み立てます。フィルターケースにハイドロボールと微生物資材を入れ、苗を植えます。水槽の上にセットして、ろ過装置を取り付けたら完成です。
ろ過装置は金魚が出したフンを回収する仕組み。エサ→フン→微生物→栄養というサイクルで回っていく予定です。
720時間後(1カ月後)に様子を見るとチンゲン菜が大きく育っています。肥料を一切与えず、金魚のフンだけで育ったことに驚きです。
この光景を紹介してくれたのは、YouTubeチャンネル「つりきっぷ / 家庭で自然を楽しむ」さん。コメント欄には「金魚すくいの金魚を6年も生かしてる時点ですごいのに、チンゲンサイまで」「生物科学を生かした近未来感に浪漫を感じました」「野菜となると光量が要求されそうですね」といった書き込みが。魚臭さを心配する声もありましたが、その点は大丈夫とのことです。
こちらのチャンネルは以前、金魚の水槽をキレイに保つために植物を活用する方法を紹介し話題に。今回の装置は、これの応用編といった位置付けです(関連記事)。
10年にわたり芝生や土の研究をしている投稿者さん。YouTubeの他、Instagram(@turikipp)、X(Twitter)(@TURIKIPP)、TikTok(@turikipp)で情報を発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「つりきっぷ / 家庭で自然を楽しむ」
オススメ記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 庭の草刈り中に小さな卵を発見、孵化させてみたら…… 命の誕生の記録に「すごい可愛い!」「すてきな家族」
夏休みの自由研究になりそう。 - 脱皮に失敗したセミを助けたら…… “ありえない姿に大変身”した姿に感嘆の声「驚きました」「貴重な映像」
セミを誘導する特技がすごすぎた……(※虫が苦手な人は閲覧注意です)。 - 最大2キロ超の“高級カニ”が千葉で大発生!? 浜名湖の名産を都会のドブで「開始1分」採取、食す様子に反響
まじか。(修正あり) - 拾ったフグを海に帰した結果…… なぜか笑いを誘うシュールな光景に「人の顔みたい」「タプタプすぎて潜れてないw」
膨らんだ姿が「大きな魚の顔面に見える」と驚く声も。 - 「ヤフオク!」でメダカの卵を買って育てたら…… 闇を感じる展開と注意喚起に「詐欺だったとしてもこの子たちに罪はない」
孵化したメダカは大切に飼育されています。