畳の部屋しかない日本家屋を、令和の家族が快適に過ごせるようにリノベーションしたというTikTok動画が興味深いです。
投稿したのは、年間50棟以上の空き家をリノベーションしている不動産事業者「まいほむ」(福井県)の公式アカウントです。
今回リノベーションするお家は、築54年の“昭和の大豪邸”。部屋はすべて畳の日本家屋で、なかなかいい雰囲気ではあるものの、立て付けが悪くて閉まらない障子があったり、キッチンも古くて使いにくかったりと、少し住みづらそうな状態でした。
リノベーションの専門家は、家のいいところは残しつつ、限られた予算で快適に過ごせる造りを目指して設計。その結果、外観はシックなモノトーンスタイルへと変わり、中は和室とダイニングをすべてつなげることで、広々とした36帖のLDKに変身しました。対面式になったキッチンは使いやすくなり、暗かった和室は明るい小上がりへと姿を変えています。
また、2階をなくして吹き抜け&ロフトに。他にもリビングの窓にウッドデッキを設置し、リビングと庭を融合させるなど、新しい要素を各所に取り入れています。
コメント欄には「ステキ」「いままでのリノベの中でいちばんすき!」「広くて素敵に変身しましたね」とリノベーション結果に感心する声が寄せられています。また、「個室ないの!?寝室は?」「寒そう」と心配する声もありましたが、まいほむは「動画には入ってないですが、他の部屋もあります!」「断熱しっかり目に入れてサッシも樹脂ペアです」と回答しています。
なお、こちらの物件は販売価格は土地も含めて2580万円で、すでに完売したとのことでした。
まいほむの公式TikTokでは他にも、古民家や空き家などをリノベーションする動画を公開しています。
動画提供:空き家ビフォーアフター/まいほむ(@myhom_renovation)さん
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