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中古で買ったゲームボーイカラーが動かない → 新品同様で無事起動!? 劇的修復に「直った!」と称賛の声(1/2 ページ)

2ドルで買ったジャンクがよみがえる!

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 少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回の題材は、2020年2月にYouTubeへ投稿された動画「2ドルで買ったジャンクのゲームボーイカラーを修復」を紹介します。ボロボロのゲーム機が新品のごとくピカピカになる過程が気持ち良いです。

ゲームボーイカラー 筐体も中身もボロボロのゲーム機が奇跡のリカバリーへ

スピーカー以外はほぼ壊れていたのに……

 投稿したのは、修理動画専門のYouTubeチャンネル「Odd Tinkering」。ゲームボーイカラーはEbayにて2ドル(当時のルートで約220円)で入手したもので、スピーカー以外はほぼ壊れていたといいます。

 筐体は黄ばみ、画面は焼き付き、基板は腐食しと状態は散々で、もちろん起動もできません。そこで投稿者は基板の状態をテスターで確認し、通電しない原因を特定しました。ハンダを付け直し、さびた端子を掃除してメッキを施すなど、手間暇かけて修理していきます。

ゲームボーイカラー 完動品との比較で、通電しない部分を特定している
ゲームボーイカラー さび取り剤できれいにして、ニッケルでメッキ

 筐体カバーはアルコール洗浄で黄ばみを落とし、焼けた画面は偏光板を新品に貼り替えていきます。裏面のシールまで交換し、ジャンク品は新品同様に生まれ変わりました。基板もばっちり元通りで、ゲームが遊べる状態まで復元されています。

ゲームボーイカラー ただれた偏光板をはがして接着剤を除去し、新品へ交換
ゲームボーイカラー ポケモン(ピカチュウバージョン)が動いた!

 動画は「思い出深いゲーム機が直った!」「元の持ち主も喜んでいるに違いない」と好評で、公開から4年近くで2800万回再生を記録しました。Odd Tinkeringではその後も、古い玩具から20世紀初頭の鉛筆削り器に至るまで、さまざまなジャンクを修復して見せています。

画像出典:YouTubeチャンネル「Odd Tinkering

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