弱音を吐けない限界OLが泣いた“女子大生の一言” ダメなところを認めてもらえるうれしさを描いたマンガに「癒やされた」「人間の面白さが詰まってる」(1/2 ページ)
分かる……。
「自分のダメなところを認めてもらえるうれしさ」「読んでいたら許された気がする」―― マンガ『限界OLと女子大生が〇〇する話』(1月23日に第1巻刊行)がSNS上で話題になり、約7.3万いいねを獲得しています。
作品紹介
瀬川は、会社でみんなから頼られ仕事に追われながらも、弱音を吐かずに働いている敏腕OL。ある日、隣に住んでいる女子大生・安藤が男性に絡まれているところをスマートに助けて、さらに彼女を気遣って「ちょっとお茶していく?」と自室に招きます。
しかし、部屋の中はグチャグチャ。会社などではしっかり者として頑張っている反面、家の中ではだらしない瀬川。そんな自分のダメな一面を受け止めてくれる“安藤の一言”を聞いて、思わず涙があふれてしまい――。
SNS上で「完璧だと思われている人も、どこかで弱いところが出てしまう人の面白さが詰まってる」「この気持ち分かる」「すっごく癒されてしまった」と反響が寄せられている本作について、作者・小畠泪さん(@5rnrnrn5)にお話を伺いました。
作者インタビュー
――― 本作制作のきっかけは?
もともとは安藤さんのセリフのシーンだけ頭に浮かんでいて、イラストとしてX(旧Twitter)に投稿していました。
年上が年下になめられる、見透かされることを失礼に思う人もいるかもしれませんが、現代人はみんなどこか強がって生きている気がします。「誰かにバレたい」「気づいてほしい」とみんな思ってるんじゃないかと、このキャラクターができました。
――― 本作の制作で特に力を入れているところ、こだわっているポイントは?
とにかく顔面です! 2人の顔面を美しく、かわいく描くために毎話いろんな作品を参考にして作画を頑張っています。キメ顔がちゃんとキメ顔になるように試行錯誤して原稿を描いていたら、勝手に画力が上がりました。
それと2人の服装に気を遣っています。特に安藤さんは髪型を変えてみたり、20代前半の女の子向け通販サイトのランキングを見たりしてダサくならないように心がけています。
――― 自分の中で瀬川はどんなキャラクター?
みんな心のどこかに瀬川さんがいるんじゃないかと思っています。自分が頑張ってることも分かっているけど、それを自分だけで認めるには限界が来ていて、ずっと誰かに気づいてほしいと思っている、さみしがりやさんです。
器用なのでわりと何でも70点ぐらいは出せるところが、逆にしんどくなってるタイプです。あとちょっと抜けてます。
――― 自分の中で安藤はどんなキャラクターでしょうか?
安藤さんの方が意外と不器用で、捨てられないこだわりなどがある頑固寄りの人間です。安藤さんが瀬川さんを癒やす舞台装置にならないようにすごく気を遣っています。
私が思うかわいい女の子代表はあのビジュアルです。
――― 読者へのメッセージをお願いします
私のマンガを読んでくださる全ての皆さまに本当に感謝しています。ありがとうございます。本当はひとつひとつお返事をしたいしハグしてまわりたいぐらいぐらいですが、できないので……。
お互い顔も知らない人に作品だけを見て面白いと思ってくださることが本当に幸せです。皆さまの貴重な時間をいただく価値のある漫画をこれからも描いていきますので応援よろしくお願いいたします!
制作協力:小畠泪さん(@5rnrnrn5)
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。