ナイツ塙、“笑えないM-1ドッキリ”謝罪も……仕掛けられた若手も驚く“お蔵入りの結果”に「不誠実」「動画は公開するべきでは」(1/2 ページ)
塙さんは「M-1グランプリ2023」の決勝戦審査員。
お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之さんが12月21日、YouTubeチャンネル「ナイツ塙会長の自由時間」を更新。若手お笑いコンビ「ミーナ」の喜助さんとATSUSHIさんに「M-1グランプリ2023」の決勝戦進出を確約するという“ドッキリ”をしかけていた件に関して謝罪しました。
仕掛けられた側がブチギレした“M-1”
夏の間、「M-1グランプリ2023」の決勝戦進出を「漫才協会」会長の立場から確約するとにおわせるというドッキリを「ミーナ」の2人にしかけていた塙さん。このドッキリは「ミーナ」が所属している芸能事務所「ホリプロコム」の全面協力のもと行われており、2人がこの話をもちかけられた会談で同席したマネジャーも、しかけ人メンバーのうちの1人だったとのことです。
結果的に「ミーナ」は10月に行われた2回戦で敗退。塙さんはその後、ようやく2人にネタバラシをしましたが「ブチギレられた」ことを11月14日に放送されたラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送)で明かしていました。
同月22日放送のラジオ番組「ミーナのラジオ聴いてミーナ」では、喜助さんとATSUSHIさんが一連のドッキリについて説明。決勝戦進出の確約が持ちかけられた1回戦直後から2回戦までは3カ月ほどあり、プレッシャーで精神的につらかったと告白。同大会決勝戦の審査員である塙さんがこのようなドッキリを企画することへの不信感をあらわにしながらも、最後は「こうなったら、バカだなこいつら信じてって笑ってほしいですね」「かわいそうって思ってほしくないよね」「普通にエンタメとして見てほしい」と前向きな言葉で締めていました。
自身のYouTubeチャンネルで謝罪する羽目に
しかし、同大会決勝戦の放送日が近づいてきたことから騒動はさらに炎上。SNSを中心に、「若手芸人の貴重な1年を奪ったのでは」「審査員という立場の人間がすることではない」「常軌を逸している」などの厳しい声が続発。
塙さんは批判を受け、12月21日分の「ナイツ塙会長の自由時間」に「ミーナ」の2人とともに出演し、あらためて平身低頭で謝罪しました。
塙さんは「本当に軽率な企画」で関係者やファンを嫌な気持ちにさせたこと、そして何よりも喜助さんとATSUSHIさんに「大変な思い」をさせてしまったことに深々と頭をさげて謝罪。ネタバラシを遅らせたことについては理由を明かしておらず、アップ予定だったドッキリ企画の動画については各所からのアドバイスから公開しないことに決定したと報告。これに2人は「え、お蔵入り!?」と驚きを隠せない様子でした。
また塙さんは、プレッシャーが頭にちらついて同大会に専念できなかったのではないかと申し訳なさそうに話していましたが、2人は「2回戦、シンプルに滑りましたから」と敗退したことは自分たちの実力不足が原因だと明言。
塙さんは2人の話を聞きながら「気を付けなきゃいけないなと思った。結構傲慢(ごうまん)だなと思った」「ほんとごめん。最低な人間です。そして最悪な結果です……」と2人にショックを与えた上に動画もお蔵入りになってしまったことを重ねて謝罪しています。
なお、ATSUSHIさんは自身のX(Twitter)でこの動画をリンクしながら、「僕らは許してるので皆さんもそんなに怒らないでください。あと応援してくださる方は是非ライブへお越しください」と呼びかけました。
この動画にファンからは「ミーナ来年期待してる!」「ミーナのお二人応援してるので頑張ってください!」と喜助さんとATSUSHIさんを応援する声が続出。
他にも「こうなったらせめてドッキリ動画出して動画収益をミーナにあげたほうが良い気も……」と動画を公開した方がいいのではないかという声が寄せられており、ネットでも「お蔵入りを止めて動画を『面白く』誰も損しないようにするのが一流の芸人さんなんじゃないのかねぇ」「YouTubeでお蔵入りって、マジでない」「お蔵入りになるのならそれはやっぱり不誠実なんじゃないかなあ。せめて動画は公開するべきでは」「動画公開に至りますように」とドッキリ動画を公開してほしいという声が多くあがっていました。
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