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ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」で、商品の中に「牛の毛」が混入していた事案を受け、運営元のアレフが12月22日に公式サイトで謝罪しました。北海道新聞が同日、道内の店舗などでハンバーグの中に「牛の毛」が混入していたとと報じたことを受けた発表とみられます。
海外工場で毛が肉に付着し、そのまま残存した
同社によると、混入事案が発生したのは、兵庫県にある「びっくりドンキー神戸ハーバーランド店(11月26日)」と、北海道にある「びっくりドンキー芦野店(11月28日)」の2店舗。
利用客からの申し出を受け、同社は原因を調査。その結果、ハンバーグに使用する牛肉の加工を委託している工場(オーストラリアおよびニュージーランド)にて、特定のラインでの加工段階で処理した毛が肉に付着し、そのまま残存したものと12月12日に判明したとしています。その後、12月15日には両店舗とも、該当の利用客に調査結果と謝罪の連絡をしたということです。
同社は今後の対応について、「本件を重く受け止め、加工プロセスで排除すること、および肉に付着した残毛の目視検査をさらに強化するように指導をいたしました。また、ハンバーグパティを製造する弊社工場におきましても、原料肉開封時の目視チェックの徹底に取り組み、再発防止に努めてまいります」とコメント。
「このたびは、お申し出をいただいたお客様、ならびに日頃よりびっくりドンキーをご利用いただいておりますお客様および関係者の皆様には、多大なるご心配とご迷惑をお掛けしたことを、重ねて深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。
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