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三菱UFJ銀行職員が「大阪万博応援」ダンス 「かわいそう」「パワハラだろ」の声も……参加は強制? 広報の見解は(1/3 ページ)

三菱UFJ銀行に背景を取材しました。

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 三菱UFJ銀行の従業員たちが「2025 大阪・関西万博」を盛り上げるため、オフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」にあわせて、「ミャクミャク ダンス」を踊る――。三菱UFJ銀行が公式SNSに投稿している投稿に、「(従業員が)踊らされてかわいそう」「パワハラだろ」など一部で疑問視されています。ねとらぼ編集部では三菱UFJ銀行に背景を取材しました。

大阪万博テーマソングにあわせてダンス

 三菱UFJ銀行は、大阪万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」内の「展示・出展ゾーン」にて、万博への参加を目指す中小企業やスタートアップなどの支援企画「リボーンチャレンジ」に参画したり、「キャッシュレス決済・EXPO2025 デジタルウォレット事業」に協賛したり、大阪万博に向けてさまざまな取り組みを実施しています。

 疑問視されているのは、三菱UFJ銀行が公式X(Twitter)や公式YouTubeに投稿している「ミャクミャクダンスチャレンジ」シリーズ。さまざまな支店の従業員たちが、音楽デュオ「コブクロ」による大阪万博オフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」にあわせて、ダンスを踊るという内容です。

三菱UFJ銀行 2025 大阪・関西万博 ミャクミャク ダンス 画像は三菱UFJ銀行 公式Xより ※ねとらぼ編集部で一部ぼかし加工

 公式SNSの一連の投稿には、「(従業員が)踊らされてかわいそう」「パワハラだろ」など、三菱UFJ銀行が大阪万博に参画や協賛という形で関わっているため、強制的に参加させられているのではないかと疑問視する声が一部で寄せられています。

三菱UFJ銀行「自由公募形式」と回答

 三菱UFJ銀行の広報担当者はねとらぼ編集部の取材に対し、「ミャクミャクダンスチャレンジ」を企画した経緯について、「三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のパーパスに基づき、大阪・関西万博の目指す思いをかなえるチカラになるべく、全国に支店網を持つMUFGも一企業市民として、万博の機運醸成へ貢献していきたいと思い、企画いたしました」とコメント。

 また、従業員は業務命令ではなく、自主的に参加しているのかと聞くと、「自由公募形式としております」と回答。批判の声に対する受け止めについても、「MUFGのパーパスに基づき、大阪・関西万博の目指す思いをかなえるチカラになるべく、全国に支店網を持つMUFGも一企業市民として、万博の機運醸成へ貢献していきたいと思っております」として、繰り返し直接的な回答は控えました。

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