ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

自動応答だと思って公式LINEに長文を送ったら…… 恥ずかしすぎる内容と公式からの手動返信に「声出して笑ったwww」(1/3 ページ)

送った内容がじわじわくる(後日談有り)。

advertisement

 とある公式LINEアカウントが手動返信だと知らずに長文を送ってしまった人がX(旧Twitter)で話題です。そのやりとりに笑顔になる声や「やったことある」「どうせ見えないと思って送りまくってた」など共感と驚く声が寄せられ、記事執筆時点で約7万8000件の“いいね”を集めています。

hazama 手動返信 知らずに 公式LINE 長文 送信 「聞いてアロエリーナ」が懐かしすぎる

 Xユーザーのハチ(@eye_of_hearts)さんが長文を送った相手は、日本のアパレルブランド「ha | za | ma(ハザマ)」の公式LINEアカウント。12月28日〜1月3日にかけて行われる同ブランドのWeb即売会(公式販売サイト)で販売される「美来永光のドレスローファー」のカラーで迷っていたハチさんは、自分用のメモのような形で“独り言”として送信しました。

hazama 手動返信 知らずに 公式LINE 長文 送信 投稿者さんが公式LINEアカウントに送った長文
hazama 手動返信 知らずに 公式LINE 長文 送信 公式アカウントからの返信が……!

「聞いてアロエリーナ、ちょっと言いにくいんだけど 聞いてアロエリーナ 鉱石ローファーめっちゃ迷ってる。まず色。水色×白だったらハチワレとアナ雪の二大推し概念できるし、普段からホワイトのアイテム多いから馴染みやすいと思う でも、モノクロコーデもよくするから、白黒も合うと思う。クールな顔だから、ホントは可愛い系よりかっこいい系が似合うし。次にサイズ――(中略)――聞いてくれてありがとうアロエリーナ」

 質問というより、書きながら悩んでいる部分を自分の中で整理するようにつづられた文章で、「聞いてアロエリーナ」(※20年ほど前にマンナンライフから販売されていたこんにゃくゼリー「アロエリーナ」の有名なCMの歌)ネタからも、独り言のつもりだったことが分かります。

 すると翌日、「折り返しが遅くなり申し訳ないです〜!!」と公式アカウントから返信が……! ハチさんが気になっているローファーの在庫状況や、独り言のなかで心配されていた値上がりなどについて、“中の人”が回答してくれたのでした。「聞いてアロエリーナ」には一切触れられていませんが、少しだけフランクに教えてくれているところから気遣いを感じて、じわじわくると同時に涙が出てきます。聞いてくれてありがとうアロエリーナ……。

 返信が届いた直後、恥ずかしすぎて「マジで1分くらい動悸がしていた」というハチさん。この出来事にXでは「えぐいw」「声出して笑ったwww」の声から、「どうせ見えないと思ってLINEスタンプとかお試しで送りまくってた」「これ知らない接骨院のLINEでやったことある 心臓止まるかと思ったし心臓止まった」など同様のやらかしが寄せられ話題に。「メモ代わりに公式LINE使ってる人、気をつけようね 公式LINE運営した事ある側から見たら、自動返信でも書かれたことぜーんぶ見えてるから」「中の人やったことあるけど自動返事も手動返信もできるんだよね…」と注意を呼びかける声も寄せられています。

 なお、LINEヤフー for Businessの公式コラムによると、公式アカウントのLINEチャットは「まずは自動応答で返信しておき、手が空いたタイミングで手動返信するなどの対応が可能」とのことで、自動応答の場合でも切り替えて手動返信が行えるようです。

 今回は恥ずかしさはありますが、笑えるエピソードの範囲だったのでセーフとい言えるでしょう。さらに同ポストが拡散された結果、ハザマのデザイナーである松井諒祐さん(@MatsuiRyosuke)もX上で反応。LINEでのあたたかい返信が話題になったことで「おかげさまで公式LINEの登録が増え始めました」「鉱石ローファーのお問い合わせがかなり増えているので競争率が上がっている説があります…」とブランドにとってプラスな反響があったことを伝えています。

 また後日談として、上記投稿から4日後、ハチさんは「hazamaからお靴が送られてきた。めちゃくちゃ欲しかった鉱石ローファー。今回のお礼に、とのこと。人生ってこんなことあるん??アロエリーナ歌ってただけなのに???」と、大好きなブランドからプレゼントが届いてびっくりしたことをポストしています。すごい展開……!

画像提供:ハチ(@eye_of_hearts)さん

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る