新宿の地下通路を「8番から8番へ」 リアル“8番出口”を約30分かけてクリアした挑戦者が現れる(1/3 ページ)
新宿三丁目駅の「8番出口」から西新宿駅の「8番出口」へ、地下通路だけで渡るチャレンジ。
人気ホラーゲーム「8番出口」(関連記事)を参考に、新宿の地下通路で「リアル8番出口」に挑戦した猛者が現れ、X(Twitter)で注目を集めています。異変こそ起きないけれど、道のりがほぼダンジョンですごく大変そうです。
事の発端は、おるふぁん(@Al_Fun4)さんによる「『新宿三丁目駅C8番出口からスタートして西新宿駅E8番出口から出るゲーム』を現実でプレイしてみてほしい」という投稿。数々の異変が起こる地下通路からの脱出を目指す「8番出口」にあやかって、地下通路でつながっている両駅の8番出口から8番出口を通り抜けようという企画です。
両駅間の距離は直線ならば1キロ程度で、地上を歩く分にはそう難しくはありませんが、地下通路限定となると話は別。まっすぐ目指すとどうしても地上に出ざるを得なくなるので、どうにか迂回(うかい)路を見つけなければなりません。
しばしば「ダンジョン」と呼ばれる新宿地下通路の複雑さもあって、困難が予想されるゲームですが、のちに数人のチャレンジャーが名乗りを上げます。その1人がニコニコ動画で活動しているたちかわ(@localhiji1)さん。「改札通過禁止」「走らない」「階層の移動は階段のみ」といったレギュレーションのもと、「C8」から「E8」への到達に挑みます。
ここ何年も新宿の駅を利用しているたちかわさんは、ゴール地点だけを下調べして出発。JR新宿駅近辺から南側へ迂回し、都庁前駅周辺から北進して西新宿駅を目指します。
その道のりは土地勘があっても困難なものだったようで、たちかわさんがゴールに要したタイムは27分5秒。行程はメトロ新宿駅西口からスタート地点に着くまでの準備を含め、約4.4キロだったといいます。
新宿周辺の広大かつ複雑な構造を物語るチャレンジは、「さすがダンジョン」と話題に。たちかわさんはルールに縛りを追加した「2周目」にも挑戦しています。
【2024年1月7日】画像および投稿のキャプションにおいて、一部「新宿西口広場のスロープ周囲」「新宿西口広場」と記載していましたが、「都庁前駅A1出口」と訂正いたしました
編集版の動画も公開(1月11日追記)
たちかわさんは1月10日、一連の挑戦の「編集版」動画をニコニコ動画で公開しました。
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