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「おかげで解けました」 受験生考案の「資源分布の覚え方」が話題→共通テストでまさかの“ドンピシャ”出題(1/3 ページ)

地理Bで本当に関連する出題が……。

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 オーストラリアで産出される資源は、主に鉄鉱石と石炭、ボーキサイト。地理の試験でよく出る、こうした分布を直感的に覚える方法がX(Twitter)で注目を集めています。

鉄鉱石 理屈はさておき、西は“鉄”鉱石、東は“石”炭と、ビジュアルで覚えられるのが良い(画像提供:かほスタさん)
鉄鉱石 清書するとこんな感じ(画像はPIXTAの素材を編集部が加工したもの)

本当に共通テスト本番で出題される奇跡

 投稿者は医学部志望の受験生であるかほスタ(@kaho_study0525)さん。かほスタさんが考えた暗記法は、オーストラリアの地図に「鉄鉱石」と書き込むというもの。これにより、「鉄」の字が載った西部には“鉄”鉱石、「石」が載った東部には“石”炭が分布していると、絵面で覚えられるわけです。

 ボーキサイトの分布については、余白となった北部に書き足して補足。暗記法としては唐突ですが、「ボーキサイト」自体、オーストラリアとセットで覚える単語みたいなところがありますし、これだけで十分印象に残るでしょう(暴論)。

 大学入学共通テスト前日の1月12日に投稿されたこの暗記法は、「どうしても覚えられなかったからマジで助かる」と話題に。「『安定陸塊である西部は鉄鉱石、古期造山帯のある東部は石炭』まで覚えると応用が利く」「福岡県民は、西鉄(西側が鉄鉱石)という語呂合わせで覚えてます」といった意見もみられます。

 そして翌日の共通テスト本番、なんと地理Bで鉄鉱石の分布にまつわる問題が登場。暗記法とは直接関係ないものの、オーストラリアが鉄鉱石の生産量世界一だと知っていれば6択を1択まで絞り込めるレベルでした。かほスタさんには、「おかげで解けました」「あ、これXでやったところだ!」と感謝の声が寄せられています。

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