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色覚が違うとピンクは「茶色」に? 多色マッキーを使った比較投稿に「こんなに違うんだ」「勉強になる」(1/3 ページ)

カラフルなマッキーのセットも、P型色覚の人には全体的に茶色っぽく……。

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 リンゴが赤く見えるかどうかは、人それぞれの色覚によって異なります。こうした「色覚多様性」による「色の見え方の違い」を、疑似的に再現した比較動画が分かりやすいとX(Twitter)で話題です。

色覚多様性 色覚が違う人が見えるマッキーの色

ピンクは灰色っぽく変化

 投稿主は、老舗メガネ店「サカタメガネ」の4代目として、目やメガネにまつわる情報を発信しているXユーザーのよしひこ(@sakata_yoshi)さん。8色入りのマッキーが、赤や緑系統を識別しにくい「P型色覚」の人からはどう見えるのか、映像を加工して再現しています。

 その結果、マッキーのセットからは赤の要素が抜けて、全体的に暗いトーンに。緑も赤も似たような茶色ですし、ピンク色はグレーと化しています。

色覚多様性 8色入りのマッキーをもとに、一般的な色覚と、赤や緑を識別しにくいP型色覚の「見え方」を比較
色覚多様性 緑も赤も茶色も、P型色覚からはほぼ同じ色に
色覚多様性 ピンクからは赤の要素が消失してグレーに

 一般色覚との違いがはっきり見える動画は、「こんなに違うんだ」「とても分かりやすい」「勉強になる」と話題に。「どちらも同じように見えるのですが、一般色覚のかたからは違うように見えるということですか」と、当事者の声も寄せられました。よしひこさんは動画を踏まえて、あらゆる色覚を持つ人が見やすい「ユニバーサルデザイン」の考え方も紹介しています。

画像提供:よしひこ(@sakata_yoshi)さん

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