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「『セクシー田中さん』公式SNSは芦原さん脚本回の批判コメントだけ『いいね』している」 投稿拡散も……日テレ否定「全ての投稿にいいね」(1/3 ページ)

SNSで情報が拡散されていました。

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 日本テレビで放送されたドラマ「セクシー田中さん」の公式TikTokが、特定の放送回における批判的なコメント内容に「いいね」を押していたのではないか、という投稿が拡散されています。日本テレビはねとらぼ編集部の取材に対し、「全ての投稿にいいねを押している」と、こうした投稿を否定しています。

セクシー田中さん 「セクシー田中さん」公式SNS巡る拡散情報を日テレが否定(画像は番組公式サイトから)

日本テレビ「全ての投稿に対して『コメントを確認しました』という意味で『いいね』をさせていただいた」

 同作を巡っては、原作者の芦原妃名子さんが1月29日に亡くなっていたことが報じられました。亡くなる直前には、ドラマの脚本を巡る制作上のトラブルがあったことを自身のSNSで伝え、波紋が広がっていました。

 芦原さんの死去後、SNS上では、番組公式TikTokが、芦原さんが脚本を手がけた放送回の投稿で、番組内容を批判するコメントばかりに「いいね」を押していた、とする投稿が広く拡散されました。

 しかし、1月31日現在、投稿を確認すると、番組に対する批判的なコメント以外にも、好意的な感想に対しても「いいね」が押されています。また、同回以外でも、一部「いいね」されていないものはあるものの、12月下旬まで寄せられた多くのコメントに「いいね」がついている状況が確認できます。

 日本テレビの広報担当者は31日、ねとらぼ編集部の取材に「TikTokに関しては、番組終了後、スタッフが確認を行っていた運用を停止するまで全ての投稿に対して『コメントを確認しました』という意味で『いいね』をさせていただいておりました」とコメントしています。

 日本テレビは芦原さんの訃報を受け、29日に番組公式サイトで「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。2023年10月期の日曜ドラマ『セクシー田中さん』につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております」とコメントを発表。

 30日には日本テレビ公式サイトのトップページで「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。日本テレビとして、大変重く受け止めております。ドラマ『セクシー田中さん』は、日本テレビの責任において制作および放送を行ったもので、関係者個人へのSNS等での誹謗中傷などはやめていただくよう、切にお願い申し上げます」と呼びかけています。

【2024年1月31日修正】日本テレビ広報のコメント内容を一部修正しました。

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