看板屋の職人によるレタリング動画が「見入っちゃう」「ずっと見てられる」とX(Twitter)で反響を呼んでいます。記事執筆時点で1万件超の“いいね”を獲得。手書きでかわいらしい文字が出来上がっていく過程が見ていて面白いです。
「なんて気持ちの良い文字」と称賛の声
投稿者は、大阪・泉州地域で看板屋「サインズシュウ」を経営するShu Kanbayashiさん(@signsshu)。手書きができる看板屋の最後の世代の職人として情報を発信し、さまざまな手書き文字動画を公開しています。
今回は「お弁当」という文字を、すぐに乾くラッカー系の塗料で書いています。平筆を使い、ていねいにそれぞれの線や点を絵のように書いていく様子が、なんだか見ていて気持ちがいいです。
どの文字も基本的に横線から書いているのが興味深く、また手書きとは思えないきれいな真っ直ぐの線に驚きます。レイアウトのための割り付け線はあるようですが、各線の太さや全体のバランスなど、ひと目見てわかる職人技に思わず見入ってしまいます。
そして最後まで迷いなく書いていき、見た瞬間に「お弁当」と頭に入ってくる分かりやすい看板文字が完成! ネットでは「す、凄い!!」「なんて気持ちの良い文字」と称賛の声がたくさん寄せられ、「文字で腹減ってくる。こんなにお弁当を買いたくなったことはない!」「独特な書き順が逆にプロの仕事感あっていーなー」などの声も上がっています。
投稿者さんはX(@signsshu)のほか、YouTubeチャンネル「shu kanba」/Instagram(@signsshu)にて、動画を通じて日本独自のレタリングテクニックを発信中です。
画像提供:サインズシュウ【絶滅危惧種】さん(X:@signsshu/YouTubeチャンネル「shu kanba」)
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