水彩画講師の“おじいちゃん先生”が、8色のクレヨンだけで名画を再現するチャレンジがX(Twitter)で2万件以上の“いいね”を集めるなど話題です。YouTubeには作品の制作過程も公開されており、こちらも好評を集めています。
“8色のクレヨン”だけで世界的名画を再現したら……
投稿者は、画家・水彩画講師の“おじいちゃん先生”こと柴崎春通(X/YouTube/Instagram/TikTok)さん。今回は画材メーカー・ぺんてると共同で開発した「アートクレヨン」を使い、オランダの画家・フェルメールの代表的な作品である「牛乳を注ぐ女」の模写に挑戦します。
使える色は8色のみという制限の中、巧みな技術でバロック絵画の鮮やかな色彩を表現していくおじいちゃん先生。動画では、「この“牛乳を注ぐ女”は、一説によるとミルクプディングを作ろうとしている」「フェルメールは青色を塗るのに高価なラピスラズリの絵の具を使っていた」などの豆知識も解説されるので、自然と作品に対する理解も深まっていきます。
そして完成した作品は、たった8色のクレヨンで描かれたとは思えないほど豊かな色彩に。原画と比べても決して遜色ないほどの出来栄えです。Xに投稿された4枚の画像だけを見たら、劇的すぎるビフォーアフターに思わず「そうはならんやろ」とツッコんでしまいたくなるかもしれません。
この制作風景に対しSNS上では、「8色のクレヨンでこんな忠実に細かく描けるの衝撃です」「ただ描くだけではなく、豆知識を教えてくれるので非常にタメになります!」「毎度ながら本当にすごい…」などの反応が集まりました。
柴崎さんはX・YouTube・Instagram・TikTokといった各種SNSに、作品制作の風景や絵画のレクチャーなどを投稿しています。
動画提供:柴崎春通(X/YouTube/Instagram/TikTok)さん
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