【トレーナー解説】犬があごを乗せてくるのはなぜ? どうやったらできるようになるの? 犬の気持ちや教え方を解説します(1/2 ページ)
犬があごを乗せてくる気持ちや、あご乗せの教え方をドッグトレーナーが解説します。
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今回はそんなペトコトメディアから「犬があごを乗せてくるのはなぜ?」についてご紹介します。
著者:ペトコト編集部
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愛犬が自分のあごを、人の腕やベッドを枕のようにして乗せる仕草を見たことがある人も多いはず。時にはあごを乗せたまま寝ていることも。すごくかわいい仕草ですが、犬があごを乗せることには理由があります。今回は、犬があごのせるときの心理や、芸としての「あごのせ」の教え方を紹介します。
犬が飼い主にあごのせする4つの理由
01【犬が飼い主にあごのせする理由】構ってほしい
犬が飼い主さんを遊びに誘っているサインかもしれません。そのほか、少し強めに鼻を押し付けてきたりすれば、構ってほしいことを意味しています。
しつこかったりエスカレートして吠える場合は、無視をすることも大切なしつけの一環です。毎回その誘いに応えず、わがままな行動が癖にならないように様子をみましょう。
02【犬が飼い主にあごのせする理由】甘えたい
飼い主さんのぬくもりを感じるため、あごを乗せているかもしれません。甘えん坊な犬によくみられます。
飼い主にとっても嬉しい時間ですが、常にくっついているという場合には、分離不安を引き起こす原因になるため、離れる時間を作るのも忘れないようにしましょう。
03【犬が飼い主にあごのせする理由】信頼している
犬が眠いときや休みたいときに、安心できる場所として飼い主さんのそばに行くことがあります。その際、寝やすい場所に飼い主さんの腕や脚があれば、あごを乗せてきます。
遊んでほしいときと違って、押してきたり自分の存在を主張してきたりすることがありません。優しく撫でるなど、よりリラックスできる環境を作ってあげることをおすすめします。
04【犬が飼い主にあごのせする理由】おねだり
飼い主さんが食べ物を食べているときにあごを乗せてきたら、食べ物をわけてほしいサインである可能性が高いです。目を輝かせてしっぽも振っていれば、おねだりをするときの典型的な行動です。
この可愛らしさに耐えられず、人間の食べ物を与えることは、犬にとって良いとはいえません。犬用のごはんや、犬が食べても大丈夫とされている一部の野菜や果物以外は、基本的に与えるべきではありません。
犬がモノにあごを乗せる理由
人ではなく、マットやクッションや段差にあごを置いている場合は「休むのにちょうどいい高さ」「その体勢だとリラックスできる」という理由が考えられます。
愛犬が一休みするサインのため、放っておくか優しく撫でて、リラックスできる環境にしましょう。
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