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トラックやバスなどの大型車が左折するときの動きを解説した動画が、X(旧Twitter)で「これでも当たるのか」「とても良い教材」などと話題になっています。
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トラックのすぐ隣が危険な理由
動画を投稿したのは、栃木県にある自動車教習所「烏山自動車学校」の関連アカウント「ユズリアイ(@projectyuzuriai)」。安全運転の知識や事故につながる危険な運転例などを紹介しています。
「大型車の横は危険である」と添えられた動画は、大きなトラックが教習所内の交差点を左折するようすを記録したもので、右隣には原付バイクに三角コーンを立てた原付バイクが停められています。
トラックが交差点を進んで左折を始めると、原付バイクとトラックの間にある隙間が少しずつ広がっていくように見えますが、後輪が横断歩道を超えるあたりで接近。トラックの後方下部にあるバーが接触して、原付バイクはなぎ倒されてしまいました。
これは振り出しと呼ばれる現象で起きた接触事故の例で、トラックやバスのような後輪より後ろが長く作られたクルマが曲がるときに起こります。左右に大きなスペースが必要となるため、この実験のように1メートルにも満たないような近い場所に停まるのは非常に危険です。
実験のようすに、Xでは「これでも当たるのか」「とても良い教材」「めちゃくちゃ怖い動画ですね」といった反応が寄せられています。
ユズリアイのYouTubeチャンネルでは、この実験とは別に正面から撮影した映像も公開しています。左折のためにギリギリまで右側に寄ったトラックが曲がっていくと、後方がどれくらい振り出されるのかがよくわかります。
画像はユズリアイのYouTubeチャンネルより引用
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