秋葉原名物「肉の万世」本店、33年の歴史に幕 閉店発表の“縦読み”に「気が付きませんでした」「泣ける」(1/3 ページ)
まだ秋葉原店は続くし、新店舗もオープンするのだけれど、やっぱり寂しい……。
秋葉原のレストラン「肉の万世」の本店が、3月31日をもって閉店することが、公式X(Twitter)で発表されました。
利用者に感謝告げるメッセージ
万世橋付近でひときわ目立つ肉の万世本店は、秋葉原を象徴する建物の1つ。かつては地上・地下全11フロアに系列店が入っていましたが、近年は規模を縮小していました(関連記事)。
そして現在営業中の店舗も、まず3月20日に3階の洋食店が閉店。3月31日に4階の洋食店と1階の万世麺店およびコンビニが閉店し、33年の歴史に幕を閉じることとなりました。
公式アカウントは告知とともに、「いろいろな思い出のある万世本店ビル。まんせい肉ビルは歴史を閉じますが〜」とメッセージを掲載。これまでを振り返る内容でありつつ、縦に読むと「いままであリがとう」となるよう、長年の感謝も込められています。
いろいろな思い出のある万世本店ビル。
まんせい肉ビルは歴史を閉じますが
またもーちゃんぶーちゃんと帰ってきます。
でんき街とともに75年これからも頑張ります。
あきはばらには肉の万世がある
リッチな気分で万かつサンド、ハンバーグ
がんばった自分へのご褒美やお祝いと
ともに思い出に残るレストラン。これからも
うしのマークの肉の万世にいらっしゃいまんせい。
(肉の万世公式Xより引用)
閉店の発表を受け、「電車の見えるハンバーグ屋さんが好きだった」「秋葉原で働いていたころ、お給料日に食べるのが楽しみでした」と、Xでは惜しむ声が多数。閉店メッセージに仕込まれた縦読みも、「気が付きませんでした」「泣ける」と反響を呼んでいます。
もっとも、これで肉の万世そのものとお別れになるわけではありません。神田川をはさんで向かい側にある「焼肉の万世 秋葉原店」は営業を継続しますし、3月25日には「肉の万世 アキバプレイス店」がグランドオープンするとのことで、老舗の歴史はまだまだ続きます。
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