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【ドッグトレーナー解説】犬の散歩時間はどのくらい必要? 飼い主なら知っておきたい目安や適切な時間帯(1/2 ページ)

犬の散歩時間の目安や適切な時間帯について、ドッグトレーナーが解説します。

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 ペットが幸せな一生を送るためのサービスや情報を提供するペトコトが運営するペットライフメディアから、大切な家族である愛犬や愛猫と、健康で幸せな人生を一緒に楽しむための知恵をお届けします。

 ペトコトメディアは獣医師やトリマーをはじめ、100人以上の専門家が執筆。病気・しつけなどの専門知識から、ドッグカフェ・宿などのレジャーまで、信頼できる情報を幅広く伝えています。

 今回はそんなペトコトメディアから「犬の散歩時間の目安」についてご紹介します。

著者:ペトコト編集部

ペトコト編集部

獣医師やトリマーをはじめ、100人以上の専門家が執筆・監修し、病気・しつけなどの専門知識から、ドッグカフェ・宿などのレジャーまで、信頼できる最新情報を幅広くお伝えします。ペットフードについてはこちら


 「小型犬は散歩がいらない」「大型犬は毎日数時間の散歩が必要」など、聞いたことがあるかもしれませんが、そんなことはありません。犬にとって散歩は運動や排泄をするだけではありません。犬は基本的に毎日散歩をしてあげることが理想ですが、量よりも質が大切です。今回は犬の散歩について、目安となる時間や質の高め方などを解説します。

犬が散歩する目的

ストレス発散

 問題行動のきっかけは、なんらかのストレス(欲求不満)が原因のことがほとんどです。

 散歩によって、外の刺激に触れることで五感が刺激され、本能的欲求を満たすことができ、問題行動が起きにくくなります。

社会性の向上

 飼い主さんや他の犬とコミュニケーションを取ることで、社会性が身につきます。

 ただリードを持って適当な時間を歩くのではなく、名前を呼んだり、信号待ちの時はお座りをさせたり、解放の合図で歩き出したり、積極的にコミュニケーションを取りましょう。

犬の年齢に合った散歩のポイント

子犬の場合

 迎えたばかりの子犬はワクチンが終わっていないなどで、散歩できない時期があります。そういった時期には、スリングを使った抱っこ散歩で、いろいろな刺激に慣れさせてあげることで、社会性が身につきます。

 お散歩デビューの時期には、運動よりもいろいろな刺激を経験することが大きな目的です。長い距離を歩くのではなく、家の周りをゆっくり回るなど、家から近い場所で外の刺激に慣らしてあげましょう。

成犬の場合

 成犬の場合は、どんな犬種でも元気いっぱいです。ただ歩くだけのお散歩だけではなく、走ったりトレーニングやボール投げをしたり、違う動きを取り入れてあげましょう。

 たまにはお散歩のルートを変えてマンネリを予防することや、休日はドッグランに連れて行って思いっきり走らせてあげることもおすすめです。

老犬の場合

 老犬の場合は、犬のペースで散歩させてあげてください。

 車や人通りの多い道よりも、落ち着いて散歩できる公園がおすすめです。草や土の上は気分が上がりますし、足の裏でいろいろな地面を感じることはよい刺激になります。

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