X(Twitter)に投稿された、まるで生きているかのような少女の油絵に、「すごすぎる」「生きているみたい」と圧倒される人が続出しています。
まるで本当に目の前にいるかのようなリアルさ
話題の絵を投稿したのは、写実的な油絵を描く画家の三重野慶(@mienokei)さん。12月初めから2カ月半かけて仕上げた作品で、Xでは詳細な進捗報告も投稿されました。
最初の方は“絵らしさ”を残したスケッチのようなタッチで描かれていますが、色が付くにつれて光と影のバランスなどが整えられ、だんだんとリアリティーを増していきます。いったい何がどうなっているんだ……。
完成した作品では、本当に少女が目の前にいるかのような写実的な仕上がりに。拡大して見ても、髪質や肌のきめ細かさ、産毛の1本1本までが丁寧に描き込まれており、あまりにもリアルです。すごすぎる……!
三重野さんは以前、「私が描こうとするのは、目にしたままの姿です」「私の中のこの色、形、ひかりをそのまま描くことで、言葉にならないものを全部そのまま伝えたいです」と絵に対する姿勢を表明。今回の作品においても、その精神が細部にまで宿っていることが伝わってきます。
この緻密な写実絵画には、「何このクラスにいそうなリアル感」「油画でここまでできるのか」「私の脳がこれを人間だと言っている」「油絵界のレジェンドだと思ってる」など、圧倒された人から驚きのコメントが寄せられました。
なお、三重野さんはInstagramで、極細の筆で時間をかけて慎重に描くメイキング動画も公開。また、三重野さんの作品は新潟市新津美術館で3月20日から開催される『ホキ美術館名品展 究極の超写実絵画』に展示予定です。
画像提供:三重野慶(@mienokei)さん
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