【獣医師監修】茶トラ猫ってどんな猫? 飼い主なら知っておきたい性格や体重、迎え方から寿命の特徴まで徹底解説!(2/2 ページ)
茶トラ猫の性格・体重・寿命の特徴・迎え方について獣医師が解説します。
茶トラ猫にまつわる噂
茶トラは大きい?
茶トラは大きくなるといわれることが多いですが、一般的にオス猫はメス猫より大きくなり、4キログラム〜6キログラムほどになるので、茶トラの特性というより、オス猫の特性が茶トラの特徴として定着したと考えられます。
茶トラはオスが多いので、大きくなると思って迎えることをおすすめします。
茶トラは太りやすい?
「茶トラは太っている子が多い」というのも、茶トラの特性というよりも、茶トラにオス猫が多いのでそう見えるのでしょう。
去勢手術をすると太りやすくなる子が多いです。さらに完全室内飼育をしていると、運動量が足りずに肥満気味になることがあります。
オス猫はメス猫に比べて食欲も旺盛な場合が多いので、茶トラは太りやすいと思われるのかもしれません。
茶トラはかわいい?
甘えっこの茶トラが好きな人は多いです。
やはり、オス猫が多いので甘えん坊が多く、すぐに懐いてくれるので「かわいい」と思われやすいのでしょう。
筆者もこの「茶トラはかわいい」という意見にまったく異存はありません。
茶トラ猫の迎え方
保護猫から迎える
保護され、里親を探している猫は雑種だけでなく、純血の猫も多くいます。PETOKOTO代表・大久保の愛犬コルクも、もともと足が内股という理由でペットショップの競り市で捨てられていた元保護犬でした。
9月1日は茶トラ猫感謝の日
茶トラ感謝の日はアメリカのソフトウェア開発者のクリス・ロイ氏が制定しました。
1997年、ロイ氏は自宅の近くで小汚い茶トラの子猫を見つけました。
哀れに思ったロイ氏は一時的に保護しましたが、数週間一緒に過ごしていくうちに子猫を家族として迎え入れることを決め、子猫を「ドゥーバート」と名付けました。
2014年のある日、ドゥーバートが亡くなるとロイ氏は深い悲しみに襲われました。
最愛のドゥーバートを失ったロイ氏は、9月1日を「茶トラ感謝の日」とし、ボランティアと動物シェルターをつなぐオンラインアプリ「Doobert」を開発しました。
茶トラ猫と楽しく暮らすために
茶トラはほとんどがオス猫なので、甘えん坊で人と一緒にいることが好きな子が多いです。そのため、猫と過ごす時間を十分にとってあげられる人に向いています。
また、運動したり遊んだりすることが好きな子が多いので、室内でも十分に運動できるように住環境を整えてあげたいですね。
著者:ペトコト編集部
獣医師やトリマーをはじめ、100人以上の専門家が執筆・監修し、病気・しつけなどの専門知識から、ドッグカフェ・宿などのレジャーまで、信頼できる最新情報を幅広くお伝えします。ペットフードについてはこちら。
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