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ロシア料理店の「ろしあ亭」が3月15日、「店の看板がなくなってしまいました」と公式X(Twitter)で発信。盗まれたかもしれないと嘆く投稿が拡散されました。
千葉県の市川市へ移って間もなくの出来事
ろしあ亭は1995年に東京の神保町で創業。ロシア料理好きだけでなく、政情を巡って各国の関係者が情報交換を兼ねて食事に来る、情報交差点としても知られる店でしたが、コロナ禍も以降、苦境に立っていたといいます。(参考:千葉日報)。
ロシアのウクライナ侵攻がもとで嫌がらせを受けることもあり、2023年には移転を決意しました。看板が失われたのは、千葉県の市川市へ移って間もなくの出来事でした。
同店は警察と相談のうえ、「29年使っている大切な看板です。もしイタズラでもっていってしまったのであれば夜にでもそっと戻してほしいです」と投稿。切実な訴えは「早く見つかりますように」と反響を呼びました。
盗難か酔っぱらいの仕業か、反露感情の暴走かと推測が飛び交った末、看板は2日後に無事発見されました。近隣マンションの庭にあったのを、通行人が見つけて届けてくれたとのことで、同店は公式Xで「お騒がせしました! ありがとうございます!」と謝意を述べています。
画像提供:ろしあ亭(@roshiatei1)
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