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【獣医師執筆】犬の呼吸が早い・息が荒い原因は? 愛犬のために知っておきたい病院に連れていくべき症状や対処法を解説(2/2 ページ)
犬の呼吸が早い・息が荒い原因について獣医師が解説します。
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犬の呼吸が早い・息が荒い場合の応急処置
舌の色を見る
舌の色が変わってないか注意して見るようにしてください。普段はピンク色をしているはずが、呼吸困難になると紫色になることがあります。また、貧血を起こしていると舌や粘膜の色が白くなります。いずれの場合でも、舌の色が変わることは重症ですので、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
口の中を確認
口を開けて、詰まっているものがあれば取り除きましょう。目に見える所に異常がなければ水分を摂らせてみましょう。異物などであれば改善する場合もあります。
熱中症の場合は水分を摂らせる
呼吸が速いのほかに、愛犬の体が熱い場合は熱中症の可能性があります。その場合は水分をしっかり摂らせ、通気性のいい涼しい場所に移しましょう。そして、なるべく体を冷やすことが必要です。
痛みの場合はすぐ病院へ
どの部位が痛いのか触ってわかる場合とわからない場合がありますが、愛犬の体を触ってみて、触られることを嫌がる部位はないか確認しましょう。痛みに関しては重篤なことが多いため、早急に受診することをおすすめします。
犬の呼吸が速いかどうか正しいチェックが大切!
- 愛犬の正常時の呼吸数を知っておきましょう
- 呼吸が早くなりやすい犬種がある
- 愛犬の呼吸が異常に感じたら病院へ
運動後でもないときに愛犬の呼吸が早くなり、苦しそうに見えたらまず病気を疑いましょう。早期発見・早期治療が、早期回復につながる可能性が高まります。呼吸以外でも愛犬の「正常な状態」を知っておくことは重要です。普段から愛犬の小さな変化に気づけるようスキンシップをとりましょう。
著者:ペトコト編集部
獣医師やトリマーをはじめ、100人以上の専門家が執筆・監修し、病気・しつけなどの専門知識から、ドッグカフェ・宿などのレジャーまで、信頼できる最新情報を幅広くお伝えします。ペットフードについてはこちら。
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