東京の老舗ライブハウスで見つかった、とある大物ミュージシャンの忘れものがX上で話題になっています。
掃除中に見つかったドラムスティック、その持ち主は?
投稿したのは、ライブハウス「目黒鹿鳴館」の音響を担当しているでんさん(@55UbLWQa7hhDMq)。ステージ後方のドラムの上に設置しているクーラーが水漏れしていたため、メンテナンスと掃除をしていたら、隙間に引っかかっていたドラムスティックを発見。手にとって見ると、LUNA SEAのドラム・真矢さんのドラムスティックだったというのです。
目黒鹿鳴館は、1980年にオープン。X JAPAN、LUNA SEA、GLAYをはじめ、日本を代表するロックバンドを多く輩出。2010年代には、デビュー間もないBABYMETALが同所でライブイベントを開催したりとバンド、メタルの聖地として知られています。
数々の伝説を生んできたライブハウスですが、2023年6月9日にビルの老朽化により退去が決定したことを公表。その直前の5月29日に、LUNA SEAが緊急フリーライブ「LUNA SEA Back in 鹿鳴館」を行っており、このドラムスティックはそのときに忘れていたものではないかということです。
この投稿に「凄い奇跡だ」「ワシの青春ど真ん中、日本一のドラマーのスティックが火曜の夜にアイベックカラーで発見されるの胸熱過ぎます」「お宝ですね」と、ファンが注目。予想以上に拡散されたことから、このドラムスティックは一旦ショーケースに格納したそうです。
「取りに行こうかな…」と真矢さんが反応
投稿に気付いた真矢さんは、「取りに行こうかな…」と投稿。それに対して「お引き取りの際は本人確認が出来る身分証の提示を……」と、目黒鹿鳴館公式Xアカウントから店長“PEPEさん”こと山口高明さんがジョークを交えて返事をしました。長年の付き合いならではのやりとり、何だか見ていてほっこりします。
当初は2024年1月に退去すると発表していましたが、反響が大きかったことからビル管理会社からの申し出で1年間の延期が決まり、現在営業を続けている目黒鹿鳴館。残りの営業も、素晴らしい伝説をたくさん残してほしいですね。
画像提供:でん(@55UbLWQa7hhDMqc)さん
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三度見くらいしてしまいそう。