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【漫画】「お金がかからなくなる頃に子どもは家を出ていく」「大変な今を大事にしてほしい」 保育士の心を打つ言葉に13万いいね(1/3 ページ)

心にじんわりしみてきます。

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 保育士さんの言葉に心を打たれたという漫画が、X(Twitter)で話題になっています。投稿は記事執筆時点で2683万件表示を突破、13万2000件を超える“いいね”が寄せられています。編集部は作者の月光もりあさんに話を聞きました。

仕事と育児の合間に日常漫画を描く月光もりあさん

 作者の月光もりあ(@_moria_moria_)さんは2人の子育て中で、仕事と育児の合間に日常を漫画に描いています。そんな月光もりあさんが子どもの保育園の入園式に出席したときのこと……。

担任の保育士さんが話してくれたこと

 担任の保育士さんが「皆さん毎朝、早く着替えなさい! 早く食べなさい!!」って言ってますよね」と話し出します。

心をうたれた保育士の言葉
保育園の担任の先生は……

 「分かります。私もそうでした」と続ける保育士さんは、3人の子どもを育て上げたベテランママさん。毎日あわただしい日々を過ごしてきた先輩です。

心をうたれた保育士の言葉
子どもを3人育てたベテランママさん

 子どもは成長するにつれて手がかからなくなるもの。でも、次はお金(学費)がかかるようになります。そしてお金がかからなくなるころに家を出ていきます。

心をうたれた保育士の言葉
成長するにつれて手はかからなくなりますがお金がかかるように
心をうたれた保育士の言葉
お金がかからなくころに子どもは家を出ていきます

 保育士さんは「なんだか……とっても寂しいんですよね。あのあわただしい日々が。今は、ものすごく恋しいです」と続けます。

心をうたれた保育士の言葉
あのあわただしさがものすごく恋しい

子育ての大先輩からのアドバイス

 「だから皆さん、日々大変ですが少しでも優しく接してあげてください。今を大事にしてください」「私はそのあわただしい日々を今ここでまた味わうことができて幸せです」と話してくれました。うん、優勝。

心をうたれた保育士の言葉
今を大事にしてください
心をうたれた保育士の言葉
優勝でした

 毎日決まった時間に子どもを保育園に送り届けるのは大変なこと。ついつい声をあらげてしまった経験がある人も多いと思います。そんな中、“今”というときの大切さを教えてくれた保育士さんの言葉が、心にじんわりしみてきます。

 コメント欄には「心打たれました。子育て、大切な時間ですね」「うちは半分は終わっちゃったかも。残りの半分かみしめます」といった声や、「そうは言っても今がしんどくて、毎日子供に大きな声で怒ってしまう……罪悪感ハンパない」という本音も寄せられています。

編集部では月光もりあさんにお話を伺いました

―――保育士さんの言葉の中で、月光さんの心に一番響いた言葉はなんでしたか?

月光もりあさん:「あわただしい日常を幼稚園で味わえてるのが幸せ」ってセリフが感動しました。

―――周りの保護者の方の反応はいかがでしたでしょうか?

月光もりあさん:漫画では演説のように見えますが、実際はさらっと話した会話の中のセリフなんで普通に話を聞いてただけですね。うなづいていた方はいたかな。同じように感動した方もいたと思います。

―――X(Twitter)では大きな反響を呼んでいます。反響への感想を教えてください

月光もりあさん:やっぱりこの先生は優勝なんやなと思いました。また、この先生が担任で本当によかったです。シェアしてくれた方に感謝してます。

 月光もりあさんはX(Twitter)の他、Instagram(@orenoatamanonaka)やブログ「おれのあたまのなか」でも家族の様子を発信中。さまざまな子育てエピソードを見ることができます。

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