女性が防災バッグに「ロングスカート」を入れておくべき理由とは 「目からウロコ」「捨てようと思ってましたが入れておきます」(1/2 ページ)
入れておくべき理由を動画で紹介。
女性は防災バッグにどんな衣類を入れておけばいい? 被災時に備えて準備しておきたい衣類について、ヒントを与えてくれる動画が公開されました。「なるほど!!」「目からウロコ」と反響を呼んでいます。
被災時はロングスカートが着替えに役立つ
投稿者は、テレビや雑誌で15年活躍してきた実績を持つスタイリストのりさ(@stylist_risa_1130)さん。動画では、災害時に持ち出す防災バッグに入れておく衣類のおすすめを伝えています。
冒頭では一般論として、防犯の観点から女性であっても性別の見分けがつきにくい服をすすめており、具体例として、黒・グレー・ネイビーなどの色で締め付けの少ないパンツスタイルを挙げました。
それに加えて、ウエストがゴムになっているプリーツのロングスカートを入れておくのもおすすめとのこと。理由のひとつは、着替える場所がないときにこれを役立てられるから。
りささんは実演として、スカートをかぶって頭だけ出してみせます。すると、ふとももの真ん中くらいまですっぽり体がおおわれる形となりました。
この状態だと、避難所など目隠しがない場所でも上半身だけでなく下半身の着替えも可能です。りささんは実際に着替えをしてみせ、「ロングスカートであれば下半身のお着替えもできます」「こんな感じで(上半身も)中で着替えることができます」とメリットを説明しました。
トイレの目隠し、温度調節にも
また、水着の着替えなどで使うラップタオルにはないメリットとして、どうしても外でトイレを済ませなければならないときに、目隠しになるということも挙げました。実際、被災時にそのような用途で役立った事例もあるそうです。
「そのシーンは女性の方だったら想像していただくと、パンツスタイルじゃなくてロングスカートが目隠しの意味ですごく役立つっていうのがわかるかと思います」とりささんは説明。さらに、寒いときには頭からかぶると多少の温度調節になるというメリットも紹介しました。
今回、りささんの動画に登場したスカートはワークマンの「レディース撥水ランダムプリーツスカート」(1900円 公式オンラインサイトでは現在在庫なし)で、高撥水とコンパクトに収納できることが特徴の商品。りささんはこれを小さく畳んで防災バッグに入れているそうです。
東日本大震災の被災者からも反応
防災バッグに入れる衣類を考えるときの参考になる情報に、「目からウロコ、でした」「なるほど!! 確かに1枚入れといてもいいですね!」「プリーツスカート捨てようと思ってたのですが防災リュックに入れておきます!」「水とかに濡れた後もタオルより乾きも良さそう!」などの反応が寄せられています。
また、東日本大震災で被災した方からの、「宮城県に住んでます。3.11の時も長いスカートやプールタオル(巻きタオル?)結構使いました」というコメントもありました。
スタイリストのりささんは、コーデのコツの他、今回のように防災関連の衣類についての動画もInstagram(stylist_risa_1130)で公開。公式サイトでも情報を発信しています。
りささんの投稿
画像提供:(@stylist_risa_1130/)さん
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