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薬物依存の俳優、水原一平氏の“ウソ”を解説 大谷翔平の会見発言「全てがウソだったということです」(1/2 ページ)

薬物依存からの回復を目指している高知東生さん。

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 俳優の高知東生さんが3月25日にX(Twitter)を更新。「ロサンゼルス・ドジャース」の大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏が、違法賭博に関与していた疑いで球団を解雇された騒動について、「俺も依存症者だから良く判る」と薬物依存症の経験者として私見をつづっています。

「俺も依存症者だから良く判るけど」 自らの経験をシェア

薬物依存から回復を目指す高知東生
薬物依存から回復を目指す高知さん(中央)、YouTubeでは時にゲストも交えながら依存症に関する情報を発信しています(画像は高知東生Instagramから)

 2016年6月に覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反の疑いで逮捕され、現在は自助グループで薬物依存からの回復を目指している高知さん。

 “ギャンブル依存症”を告白したとされる水原氏について、「俺も依存症者だから良く判るけど、ハマっている時は、嘘ばっかりついてるんだよな」「なんとか依存し続けるため、人にバレないように隠れ、言い訳を考えアリバイを作る。やり続けるためには、必死に嘘を考える。依存症と嘘は、肺炎と熱みたいにワンセットの症状なんだよな」と依存症者がつく“ウソ”について自身の経験をもとに解説しています。

 高知さんはこれまでにも、「水原一平さんのギャンブル依存症問題。仕事と家庭どちらも大切なパートナーを傷つけ裏切り、恵まれた仕事も去ることになる。俺は水原さんの気持ちが痛いほど良く判る気がする。今の水原さんにできることは治療を受け回復することだと思う」「『ギャンブル依存症より犯罪が問題だろ!』と切り分けたがる人が多いが、ギャンブル依存症ゆえの犯罪なんだよな。そこを切り分けると再犯防止策が打てない」など“依存症”に焦点を当てた意見を発信しています。

大谷選手が口を開く 会見での発言は

 大谷選手は25日(日本時間26日)、ドジャースタジアムで会見を行い、同騒動に関して初めて自分の言葉で声明を発表。違法賭博やブックメーカーへの送金について関与を全面的に否定した他、「彼がボクの口座からお金を盗んで、なおかつみんなにウソをついていたというのが結論」「一平さんはボクの代理人に対して、借金は一平さん自身が作ったものだと説明しました。それをボクが肩代わりしたという話を、その時に代理人に話したそうです。これらは全く、全てがウソだったということです」など水原氏が多くの“ウソ”をついていたことを明かしました。

 また大谷選手は会見前までに、自身のInstagramから水原氏が写った写真をほとんど削除。2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表の“決起集会”で撮影した記念写真だけが、水原氏が写っているにもかかわらず唯一残されており、ファンからは「ここに一平がいる」「この写真は削除したくないですよね」「大谷さんの気持ちを想うと泣けてきます」などの声があがっていました(関連記事)。

大谷翔平がInstagramに唯一残した水原一平の写真
大谷選手が「唯一残した」水原氏の写真(画像は大谷翔平Instagramから)

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