ペヤングの新商品「ペヤング 鶏白湯やきそば」を食べてみた! それは鶏白湯というにはあまりにも茶色すぎた……(1/3 ページ)
変則ペヤングの中では食べやすい方だと思います!
ペヤングにニューフレーバーの「ペヤング 鶏白湯やきそば」が登場しました。変則的なチューニングを施した攻め気味の商品が定期的にドロップされることで知られるペヤングですが、鶏白湯とはまたわかったようなわからないようなところを突いてきたな……という感じ。物は試しということで、実食してみました。
開封前はこの状態。サイズはいつものノーマルペヤングで、内容量は116グラムとカップ焼きそばとしては標準的なサイズです。しかしこのパッケージ、「おまえ、もうそのシズルの感じはラーメンやんけ」というルックスですね。鶏の脂をイメージしているであろう黄金の背景がグッと期待をあおります。
開封すると、中にはソースとかやくの袋がふたつ。標準的なセットアップです。かやくの袋には、ネギとなにやら木片のようなものが。そして、鶏白湯というイメージよりはだいぶ黒っぽい色が透けて見えるソースの袋も気になります。パッケージの黄金色のスープとは、なんか随分色合いが違うな……。
かやくを麺の上に開けてお湯を投入、そのまま3分待ったら湯を切ってソースをかけます。ソースが思っていたよりドロッとしており、なんだかお好み焼きのソースよりちょっとゆるいくらいの粘度です。そしてやっぱり想像より茶色い。おまえ、本当に鶏白湯なのか?
混ぜ合わせたら完成! 見た目は「これ、普通のペヤングです」って言って出されたら「そうなんだ〜」って思っちゃうくらい茶色い。ソースが茶色いんだから当たり前ですが。一方で立ち昇ってくる香りはノーマルペヤングとはかなり異なり、「どこの店のどのメニューというわけではないけど、ものすごく中華料理屋さんで嗅いだことのある匂いだな?」という匂いがします。
食べてみると、確かに鶏のスープっぽい味はするといえばする。なんですが、あくまで鶏っぽい味は背景にいる感じで、どちらかというと「中華系の醤油味の焼きそば」という味わいの方がガツンと前に出てきます。鶏白湯なのかと言われたら、ちょっとこれは違うのではないか。いや、中華っぽい焼きそばとしてはちゃんとおいしいんですけども。あと、麺は普通にペヤングの麺でした。
ちょっと意外だったのが、かやくの中に入っていた木片っぽいものの正体。あれ、鶏肉でした。噛んでみると胸肉かささみみたいなぎっちりした繊維質を感じられる具になっており、なるほど鶏白湯だからか……と納得。実はノーマルペヤングに入っている謎ミンチがちょっと苦手なのでペヤングに入ってる肉要素を全部これにしてくれないかな〜と思いました。
ということで、「ペヤング 鶏白湯やきそば」でした。突拍子もないものやピーキーな味付けのもの、味の想像がつかないものも多い変則ペヤングの中でも、かなり食べやすい方だと思います。確かに鶏のスープをベースにしているっぽい味はするので、ネーミングも嘘はついていません。
ですが、正直個人的には「中華っぽい醤油味の焼きそば」だと思って食べた方が肩透かしを喰らわなくて済むかも……という気も。いずれにせよ味自体はおいしかったので、ノーマルペヤングに飽きちゃったな……という人は試してみるのをオススメします!
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