自宅LDKにワークスペースをDIYする動画がYouTubeに投稿され、「本当に凄い!」「参考にさせていただきます!」と反響が寄せられています。動画は、記事執筆時点で2万3000回の再生数を突破しています。
自宅LDKの一角にワークスペースを!
投稿者は“好きなものに囲まれて自分らしく暮らす”をテーマに、さまざまなDIYリノベーションを発信しているami(@ami_aroom)さんです。今回話題になった動画は、賃貸の自宅LDKの一角にワークスペースを作っていく工程のパート2。冒頭は、前回組み立てた壁にペイントしていくところからスタートします。
部屋を養生&下地処理(パテ打ち・ヤスリがけ)
マスカーで養生したら、まずは壁の下処理から。木材同士の継ぎ目の部分にパテを塗り、木材を仮止めするときに使ったビス穴も埋めます。パテを一度にたくさん塗りすぎると、乾燥後のヤスリがけによる掃除が大変になってしまうので、少量ずつ塗っていくのがポイントです。
また、パテは一度しか塗らないと凸凹になってしまったり、ひび割れてしまうリスクがあるため、通常は2〜3回に分けて塗るのものですが、今回amiさんは早く仕上げるためにリスクを承知で一度塗りにとどめています。
ライムペイントを塗る
プライマー(下地)を塗ってから、いよいよペイントの作業。amiさんが購入したのはベルギー産のペイント材で、ライムペイントと呼ばれる石灰塗料です。ライムペイントは、ムラのある質感を出すのが得意な塗料で、その仕上がりがとても美しいとのこと。amiさんは、これが届くのを心待ちにしていました!
お目当てのムラ感を出すため、納得がいくまで3度塗り。×印を描くようにペイントしつつ、「少し雑かもしれない」と思うくらいに素早く刷毛を動かしてみると上手くいくそうです。
暖炉カバーの作製
ペイントを乾かしている間に、インテリア用に購入したLED暖炉(部屋を暖める機能はありません)のカバーを制作。もっと見栄えをよくするためにカットしたMDFを塗装して、周囲を囲うように枠を作っていきます。なお、amiさんは厚生労働省が発表している労働安全衛生規則第百十一条に基づき、電動工具を使うときには手袋をつけていません。
そしてグレーの半透明のポリカーボネート板を暖炉の前面カバーに。MDFにボンドを塗って壁をくり抜いた部分に貼り、暖炉を点灯してみると……一気に高級感が増しました!
扉の取り付け
最後は、扉の取り付けです。ドアの前にはラグを敷くので、下の隙間を4センチほど開けておきます。ドアの裏側には、蝶番を取り付ける位置をマーキング。ドアと壁が一体となって見えるようなデザインにするため、スライド蝶番のインセットタイプ(ドアが建具枠の中に収まるタイプ)を使用します。ドアと建具枠にそれぞれ金具を取り付けたら取り付け完了。これで造作壁の完成です!
amiさんがこだわったムラ感により、スッキリと洗練された印象ながらも、どこかあたたかみのある壁に仕上がりました。光の当たり具合によって雰囲気が変わるのがとってもおしゃれです!
ちなみにamiさんは、新しいDIYに挑戦するときは、必ずプロの方が詳しく解説している動画やブログなどを見て正しい知識を勉強してから行うようにしているとのこと。「DIYをしてみたら期待した仕上がりと違ってしまった……」と感じる際は、amiさんの動画はもちろん、同じようにプロの方の知識を取り込んでみると良さそうです。
動画には、「たくさんのアイデアが詰まっていて素晴らしい」「感動します」「LED暖炉かっこいい」「ムラ感、完璧ですね。シックな色もいい」「賃貸でも工夫次第でDIYできるんですね 素敵」という絶賛の声が多数寄せられています。
前回の動画や、デスク部分までの完成編は、amiさんのYouTubeチャンネル「a-room」にて公開中。またInstagram(ami_aroom)にもDIY動画を発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「a-room」さん
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