地球に隕石が衝突したときの破壊力を、サイズごとに比較したシミュレーション映像が、YouTubeで再生回数が約551万回を記録するほど人気です。
サイズは4メートルから100キロまで
動画を投稿したのは、ロボットや宇宙船などの大きさを比較した映像で人気のYouTubeチャンネル「MetaBallStudios」。地球に落下した隕石の破壊力をサイズごとにシミュレーションし、CGを使って視覚化した映像です。
人間よりも大きな4メートル、20メートルの隕石は、地表に届く前に爆発。空中で小さな破片に砕けるため被害は少ないようです。しかし、50メートルの巨大隕石にもなると、地表に届く前に爆発しても砕けた破片が大きすぎて、地表に大きな被害が出てしまいました。
アメリカの象徴である「自由の女神像」よりも大きな90メートルの隕石ともなると、空中で砕けること無く一直線に地上へ。直径1キロを超えるクレーターが生成され、衝撃波と爆炎で甚大な被害が出るというシミュレーション結果が出ました。
その後もさらにサイズアップを重ねていき、全長100キロの超巨大隕石が地表に降ると直径840キロものクレーターが発生。地球の半分ほどを徐々に爆炎が覆っていく様子はとても恐ろしいですね。
迫力満点のシミュレーション映像に、YouTubeでは「映画みたいで楽しい」「最も現実的で素晴らしいシミュレーションに違いない」といった反応が寄せられています。
ちなみに、動画の最後には小惑星「セレス」が登場。直径940キロもの巨大な隕石となって地上に落下してきたら……という、世にも恐ろしいシミュレーション映像を披露しています。
【2024年4月5日訂正】本文最終段落にて「動画の最後には地球の衛星『月』が登場。直径3474キロもの巨大な隕石となって地上に落下してきたら……」という記述がありましたが、「動画の最後には小惑星『セレス』が登場。直径940キロもの巨大な隕石となって地上に落下してきたら……」の誤りでした。お詫びして訂正します。なお、「MetaBallStudios」では実際に「月」が地上に落下してきた際のシミュレーション映像も別の動画として公開されています
画像はYouTubeチャンネル「MetaBallStudios」より引用
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確かに分かりやすい。